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星々の希望

スキー場で、二人の男女が星を見ていた。
彼女の名前は「彩音」彼女はロマンチストだ。
そして、彼の名は「連」という。
彼らは、「小説」「詩」「俳句」などの物をこよなく愛する人だ。
「景色を見るたびに思い出が増えるね」が二人の口癖だ。
静かな雪のベットの上で、二人が手を繋いで同じ星を見ていた。
そして同時に。二人の指先が、重なる時新しい星に挨拶しているようだ。
温かいココアを飲みながら、「バカ笑い」をしてゲレンデマジックに罹った
ような二人に幸せな時間が流れているのを説明をするのは簡単だろう。
しかし、ここから不思議なことが起こった。
「星が降ってきたのだ」
この有り得ない事象を伝えるには、嘘だと思うかもしれないが。
しかし、本当である。
ガラス質のような細かい細粒二人の真上に降り注いだ。
彼女らは、「流れ星だ」と少し考えて言った。
そして勢いで願い事をした。
「もっと仲良くなれますように」
そういった瞬間のことだった、彼女の顔はいつもより少し明るかった。
彼も過ごし微笑んで「星に願いを出来ちゃった」と笑いながら
言った。こんなことがあった2か月後彼女らは、結婚して新たな人生を
歩み始めたそうな・・・・・・・・・・・、実に文学系カップルの成立だ。











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