17日目:今年のクリスマスリースは手づくりで。
12月19日土曜日。
今月もやって参りました、土曜教育の日。
クリスマスに間に合わせようと思っていて、なんだかんだで過ぎてしまった…。
先月の内容はこちらです↓
今はまだ世間は例によってコロナが大流行りしているので、学校によっては活動も縮小とか延期とか中止とかで、諸々各種活動に変更、変化が起きている。
そんな中でも、蜜になることを避けながら、少人数で出来る限りはやっていこう、というスタンスで本日も開催に及んだ土曜教育。
学校側もいつも通りに来てくださいました。マスク着用は絶対で、喚起、アルコール消毒、ソーシャルディスタンスを心がけてやっていきます。
今日は…かずらを使って、手づくりリースを制作します!
楽しそう。(私がやりたい(笑))
かずらについては以下の記事の一部でも取り上げたけれども、かずらは植物のツルです。
乾燥させれば、入れ物やバックなどの小物を編むことができます。
大保木住民の手掛けるかずら細工はすごく丁寧で形も用途も様々で、売り物のように見えるものもあります。器用なんですな。
本日は大保木公民館のサークル、かずら細工グループの皆さんが講師を務めてくださいます。よろしくお願いします。
まずは、かずらをぐるぐる巻いて円の形にしていきます。
かずらの達人たちが円を作って、参加者それぞれに渡していきます。
そこに、今度はそれぞれが、かずらをぐるぐると巻き付けていきます。
最初に作った円がぐらつかないよう、しっかり巻いて固定していきます。
今度はリースの一部に壁に引っ掛ける輪っかを作っていきます。
細いかずらで取っ手を付けます。
形ができたら、さあ次は、飾り付け。
教室の隅には、たくさんの種類の飾りが…!!
うわあ、素敵だ。
作ってないけど、どれにしよっかなあ~ってワクワク!(笑)
なかでも気になったのはこちら。
どんぐりのすぐ上の赤い実はいったい…?
「それは、りんごよ」
材料を用意した方が一言。
ええ、これ、りんごなんだ!
どうやら小さいりんごの品種らしい。
乾燥させて飾りに使えるとのこと。
え、じゃあ、食べられますか?と私が聞くと、食べられるよ、と笑いながら答えてくださった。
我ながら食い意地の張った発言である(笑)
参加してくれている高校生、飾り付けに取り掛かった様子。
目の前にたくさんの飾りを置いて、リースをどうデコるか悩み中。
そうそう、こうやって、目の前に使いたい材料をあれこれ並べて、どうしよっかなあって迷うんだよね。この時間、楽しい。
こちらもちょっとずつ飾りが付いてきました。
ん、なにこれ…!
参加者の一人が持っていた大きな飾りが気になって、写真を撮らせてもらいました。
聞けば、松ぼっくり、とのこと。
ええ、こんな松ぼっくりあるんだ。
私はもっと広がっていて、形作る一枚一枚が硬いものしか知らなかったなあ。
さっき飾りの写真撮ったときに、とくに気づきませんでした。
小学生の男の子がグルーガンで飾りを留めていきます。グルーガンというのは電動式ボンドとでもいうのでしょうか。固形の接着剤をセットして、ボタンを押すと、液体化した接着剤となって、粘着力を発揮する道具です。
どんぐりを包んでるぼうし?に木の実を入れてる…!オシャレや。
さて、皆さん、飾り付けも終盤に突入。
こういうの苦手なんすよ~、と言いながら、緑色の葉っぱを手でぶらぶらしている男子高校生も。
飾り付けってセンスが問われる。
質感とか、色合いとか、向きとか、大きさとか、位置とか、一つ一つこだわり貫いて全体のバランスを整えていき、その作品での黄金比を自ら導き出すことで、誰もが目を見張る華やかな味のある作品に仕上がる
…と思っているのだけど、ここではそんなことはどうでもいいので、とにかく自分の満足いく作品をそれぞれが作ってくれたらいい。それが一番だ。
思い思いの作品ができて、わあ、素敵…
…そうして私はまた完成したリースたちの写真を撮り忘れるというね…。
作成後のお昼で、高校3年生の子は進路が決まっていることがお話を聞いてわかりました。
そうかあ、もうそんな時期かあ。
進路が決まっているからこそできた時間、大保木の活動に使ってくれてありがとう。大保木もいいけれど、高校生の間にできること、やりたいことは今のうちに残さずやっていってくださいな!
以上、今日の大保木でした!
リースだけもらって家に帰った人より