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初盆のお話その②。住吉提灯と大内行灯

今日は昨日に引き続き、お盆提灯のお飾りについてうんちくをお話したいと思います。今日は主に、自宅のお仏間にお飾りする提灯のご紹介です。

盆提灯の前回のお話はこちら↓

家の中に飾る盆提灯。どこに飾るのか?

ご先祖さまや今年初盆を迎える故人様を偲んでお飾するのですから、

基本的には「仏間」に飾ります。「仏間」とは、お仏壇を設置している場所です。近代的な住宅では畳の部屋よりフローリングのお部屋が増え、この「仏間」が建設時より作られていない住宅が多いです。もし、仏間が存在しなければお仏壇がお飾されているお部屋でよろしいかと思います。

また、初盆をお迎えの方であれば初盆祭壇をお飾りする際にその周りに飾り付けると良いです。

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お仏間・初盆祭壇の周囲にお飾する、【住吉提灯】

住吉提灯(すみよしちょうちん)は、細長い筒状の提灯のことを言います。室内にお飾する際に天井から吊り下げてお飾りします。無地の火袋に家紋を入れるものもあれば、山水画などの絵柄が美しく描かれたものもございます。

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【住吉提灯】の由来は不明ですが、その筒形のスタイルには住𠮷神社のご神体である竹の筒をモチーフにしてあるそうです。

前回でもお話ししたようにお盆の飾り方や提灯には地域性がありますが、我が福岡市、糸島市周辺ではポピュラーな盆提灯です。

お仏間・初盆祭壇の周囲にお飾する、【大内行灯】

大内行灯(おおうちぎょうとう)は、3本の脚でたっている提灯であり、先ほどご紹介した、住吉提灯とは違い、置き型の盆提灯です。

こちらも住吉提灯同様に、家紋を入れるものや絵柄のものがございます。

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【大内行灯】の由来は、大内という言葉が皇居内裏を指すことから、自宅の大切な場所へ置く提灯、という意味があるそうです。

こちらは福岡市・糸島市周辺だけでなく全国的にポピュラーな提灯です。


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