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記したいと思えること
普段酔いにまかせてnoteを書くことはないから心配だけれど
ゆめここちに身を委ね 筆を委ねる
近ごろ、綺麗な瞬間だったり心踊る瞬間だったり
そんなわたしの瞬間を
摂取してばかりに集中させて言語化することから離れてみた
このnoteをはじめる前の私を意図してやってみた
研ぎ澄まされる、満たされる、心が緩む
そんな日々だったんだけれどあまり鮮明には覚えていない
夏の木陰から空を見上げたときみたい
金曜日、雨の夜、若者たち
霧雨の夜
向こうから
自転車を漕ぐ“いかにも”な三人の若い男たち
馬鹿みたいに大きな声で
愛の歌を歌いながら
わたしの横を過ぎていった
おい、青春だな
なんて思いながらニヤついていたわたしは
もうあの頃には戻れないということでよいですか
若者よ、
雨だったから許せたんだぞ
まだ21時だったから許せたんだぞ
深夜だったら、、!
、、許せてしまったかもしれんな。
なんならカメラ向けてたかもし
所有する、とは 、大人になる、とは
いろいろのものを手放したい
最近よくわたしの中にやってくる気持ち
そこにあるものがわたしに所有されている
、、、
これがどうもむずがゆい、なんかいや
手放したい衝動に駆られる
一方で
所有させないで欲しいというのは
責任逃れな気もする
そもそも所有しているという考え方も少々傲慢だなと思うのに
わたしのものではないままそこにいて欲しいなんて
わがまま極まりないよなあ
少女漫画に出てくるあの最後に
ソウイウモノニ ワタシハナリタイ
久しぶりに時間を取ってきちんとSNSを見たけれど
やっぱりなんだか肌に合わないのです
見れば見るほどに飽きてしまうし
それなのに
本を読むエネルギーまでも吸い取られてしまう
お店のSNSもほどほどに無理なくやっているのだから
他人から見れば
じゅうぶんに離れている側の人間なのだろうけれど
なんかもっとこう、、、
無理矢理背伸びさせたがってくる媒体だったり
個人の感想を世間の感想みたいに表現しち
子どもたちの生きる世界がきらめいてみえるのは幻想なのか
子どもたちの下校の時間
だれかの泣き声が聞こえている
まだ小さな子どもの声らしい
どうしたのかと思っていたら
一度通りすぎたランドセルの別な子が
「早く来て!ほら帰れるよ!」
と。
こういう景色が日々目に入ると
なんだか心が清らかになるんだよな
なんて雑な思考を巡らせていたとき
さっきの“別な子”に
わたしは目をみはることとなる
「ほらいくよ、涙、流さないで!」
え、なんて言った??
“泣
読みたい本がわからない
五月になると
多くの日本人に忍びよる五月病というやつ
もれなくわたしの元にも
その足音が聞こえている
心の落ち着かないのが
自分でわかる
心の騒がしいときは活字を欲す
読書はわたしの心を
穏やかに 優しい方法で
鎮めてくれる
なのに
読みたい本がわからないことがある
藁にもすがる思いで
手当たり次第に書物を開いていく
どの文字もが
手もとからすべりおちる
連鎖反応のように
次第に心のざわ