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金曜日、雨の夜、若者たち
霧雨の夜
向こうから
自転車を漕ぐ“いかにも”な三人の若い男たち
馬鹿みたいに大きな声で
愛の歌を歌いながら
わたしの横を過ぎていった
おい、青春だな
なんて思いながらニヤついていたわたしは
もうあの頃には戻れないということでよいですか
若者よ、
雨だったから許せたんだぞ
まだ21時だったから許せたんだぞ
深夜だったら、、!
、、許せてしまったかもしれんな。
なんならカメラ向けてたかもしれんな。
きっとわたしは
とっくの昔に大人になっていたんだと気づかされる
そんな夜
0628