言うは易し行うは難し【チャレンジに油断せず、人に対して優しく】
こんにちは。江夏です。
私の好きな言葉の一つに、
「言うは易し行うは難し」
というものがあります。
「口で言うのは簡単だけど、いざそれを実行するのは非常に難しい」
ということです。
「言うは易し行うは難し」という言葉を聞いて、あなたはどのようなことを感じましたか?
言うは易し行うは難し
「言うは易し行うは難し」という言葉を知っていると、
「人に優しく」できるような気がします。
人が誰かにものを教えて、
それが思ったような成果をあげられない時、
教える側の人は怒って
「なんで“そんなこと”もできないんだ」
と言うようなことがあるかもしれません。
この場合、教える側の人は、その内容に対して、
「自分が達成できること」
もしくは、
「軽視していること」
だと思っているから、
“そんなこと”
というような表現ができるのですが、
誰しもが、同じ能力を持ち、同じ考えを持ち、同じコンディションであるわけではありません。
そして、いざ「簡単だ」と思っていることをやってみて、
うまく結果が得られないときに、
「言うは易し行うは難し」を痛感することになるのです。
「言うは易し行うは難し」を教わる
私がクラブの黒服として働いていたときに、
先輩からこの言葉を教わりました。
私はスカウトが得意だったのですが、
みんながみんなスカウトが得意だとは限りません。
自分が成果を出せているからといって、
成果を出せない人間に対して厳しく当たることがありました。
そんなとき、ある先輩に呼ばれて、
「言うは易し行うは難し」という言葉を教わりました。
スカウトが苦手だけど、
営業がずば抜けて上手な人、
話術に優れていてどんな席でも盛り上げることのできる人、
細かいところまで目がゆき届き清掃業務が完璧な人、
こういう人たちに、
もし「そんなこともできないのか?」
と言われたら、私は縮こまっていたことでしょう。
誰にだって得意、不得意があります。
そして、能力や考え方も違います。
スカウトができるからと言って、
なんでも許されるというわけではありませんし、
自分が一番偉くなれるわけでもありません。
若き日の私は一つのことができれば、
偉くなって、なんでもできるような気になっていました。
恥ずべき若き日の1ページです。
自信を持つことは大切な時もあるかもしれません。
しかし、他の人にも「成果」を当たり前に求めることは非常に難しいことであると知りました。
「言うは易し行うは難し」を胸に、油断をせず人に優しく
ときに、大きなことを言って自分を奮い立たせることも大切だと思います。
「言うは易し行うは難し」は、
行うべき内容を「ナメない」という、
戒めの言葉のようにも感じています。
自分自身、どんなに小さなチャレンジでも油断をすることなく行うこと、
そして、自分が簡単に思っていることでも、みんながそのように思わないこともあるということ、
逆もしかりで、まわりの人が簡単にできることであっても、自分にはうまくできないようなこともあるでしょう。
「言うは易し行うは難し」
という言葉を知っていれば、
行うことに対して真摯に向き合う姿勢を知り、
人に対しても優しくなれるのではないでしょうか?
✅ 「言うは易し行うは難し」口で簡単に言うことと、実際に実行することは違う場合があると知る
✅ 誰しもが同じ能力、同じ考え、同じコンディションではないことを理解する
これからも一緒にレベルアップしていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。
江夏 岳