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「5年後、同じ仕事をしているイメージはない」手紙に書いたあの日から。
使う人に合わせて、それぞれのストーリーが生まれる「LetterMe」。これから毎月1回、LetterMeユーザーさんへインタビューを行い、そこで伺ったお話を記事にしてお届けしていきます。
第7回目の今回は、LetterMe利用歴9カ月、3児のママで、現在起業準備中のKさんにお話をお伺いしました。
想いを、文字にして書いたことがすごく大きかった
LetterMeをなぜ始めましたか?
LetterMe体験会に参加をした後に、もう少し自分の気持ちを聴いてみようと思って利用を開始しました。
その体験会より少し前に、小学校の入学式があり、3人目にして初めて仕事の全休をもらって参加をしました。1人目の時は式典の途中でパパに任せて会場をでて、2人目の時は娘と2人で写真も撮っていなくて。でも3人目の時は写真もたくさん撮り、その後家族で遊びに行きました。すると、すごく楽しかったと子供が武者震い!それが可愛くて、その時間を一緒に過ごせたことが凄く嬉しかったんです。
その入学式での衝撃を受けた後、悶々としている時に、まさにベストタイミングで体験会に参加をしました。その時点では、仕事を辞めることは決めていなかったのですが、体験会での手紙には「5年後に同じ仕事をしているイメージはない」と書いていました。
その後5月から正式にLetterMeを始めて、5月8日に、また自分へ向けて手紙を書いているのですが、体験会から2週間しかたっていないのに、「仕事をやめる準備をする」と決めていました。今回このインタビューの機会を頂くことになって初めて、4月・5月に書いた手紙を読んで、すごく自分の心の変化があったことに気が付きました。
「5年後に同じ仕事をしているイメージはない」という想いを、文字にして書いたことがすごく大きかったと今振り返って思います。そして5月には会社を辞めることを上司に伝え、10月末で退職をして、今は次に向けていろいろと考えながら準備をしているところです。
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子供ができてからは自分のことを何かに書くことはなくなった
これまで、自分の想いを書き出す習慣はありましたか?
昔はすごく手帳などにもいろいろと書く人でした。以前転職を決めた時も、何も書いていないキャンバスノートに、ずっといろいろなことを書きだしていました。でも営業や企画から離れて、事務作業中心の仕事になったこともあり、会社に置いてあるカレンダーに何か書き込むくらいしかしなくなったんです。
そして子供ができてからは自分のことを何かに書くこともなくなり、子供の誕生ノートやミルクの記録は残っているのですが、振り返ってみると自分のことを書き出していたのは、2009年が最後でしたね。
その期間、もやもやはなかったですか?
あったと思うけれど、自覚してなかったです。一度立ち止まったら動くのも大変だし、何となく流れに乗って走ってきた感じですね。当時は、仕事を辞める=キャリアが途切れる、ブランクだと思っていて、立ち止まるのも怖かったのかもしれないです。
「振り返る」とか「立ち止まる」ということができずに、ずっと考えては忘れ、考えては忘れ、という感じでした。考えたことをアウトプットしていないので、思考が整理されなくて、考えているところに別のことが入ってくると、もうそれが上書きされて終わってしまう。立ち止まる時間を持ちながら、考え続けるということが出来ていなかったですね。
それが手紙を受け取ると、前に考えていたことを「あ、そうだった」とその続きを考えられたから、すごく良かったなと思います。
気持ちよく、バランス良く暮らしたい
手紙にはどんなことを書いていますか?
「気持ちのいい暮らしがしたい」ということをたくさん書いていました。(笑)今までは家にいる時間があまり多くなかったので、何か気になるけど、もう家を出る時間だし、帰ってくるのも遅いし、まぁいっか、となってしまっていた家の整理や、思考の整理もしながら、気持ちよく、バランス良く暮らしたいと思っています。
お仕事を辞めた今は、どんなお気持ちですか?
全く未練もなく、凄くベストなタイミングで決断ができたのでスッキリした気持ちです。自分で決めたことを揺るがないようにしないといけないぐらいに思っていましたが、1日に1度くらい、辞めることを決断して良かったなと思うような出来事があります。
今までは子供に何か新しいことを始めさせる気持ちの余裕がなかったんです。例えば、冬休みに電車に乗っていく習い事に新しくチャレンジしたり。それを一緒に行く時間ができて、多分そういうことを、子供が小学生のうちにもっとたくさんしたいと思っていたことに気が付きました。
来月の自分宛てに手紙を書くのがとてもいい
LetterMeのどんなところが気に入ってますか?
特にLetterMeの便箋が好きです。手紙を書くことが楽しみになるほどの、分厚さが気に入っています。宝物っぽい感じがしますね。
それと来月の自分宛てに手紙を書くというスパンもとてもいいと思います。
5年後とか先のことは漠然とし過ぎてて、その時の環境なんて考えられないし、きっと半分以上が想定外で、結局頑張ろう、みたいな内容で終わってしまうと思います。でも1か月単位だと、その小さな区切りに合わせてやりたいことを具体的に言葉にできる、そこがすごくいいなと感じています。
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今までは立ち止まってこなかった
LetterMeを通してどんな変化を感じていますか?
今まで立ち止まってこなかったので、自分の今の現状が全く分かっていませんでした。それが毎月定期的にLetterMeで記録をするようになって、1か月で変化したか、していなかったかが明らかになりました。
これまでは日々が流れるように過ぎていっていたので、本当に最後ぎりぎりやらないといけないところまで、いろいろなことを置いていました。これだけやろうと思ってたことがあったのに、流れていたな、とか、それを軌道修正しようと考えるようになったことが、凄く大きな変化ですね。
もうこの年になると誰も何も言ってくれないので、自分で自覚をして、自分で行動をしない限り、変わらないんですよね。そんなことを実感しています。
LetterMeは、自分にあてたエール
最後に、KさんにとってLetterMeはどんな存在ですか?
「自分にあてたエール」ですね。手紙には、「こうしないと駄目」みたいな書き方はいつもしていなくて、同じことを毎月書いていたりもするのですが、自分のお尻にゆっくり火が付くのを、ちょっと応援しながらまっています。
LetterTimeのガイドの雰囲気も「頑張れ」とか「こうすべき」みたいな空気感がないところも、私はとっても好きなんですよね。そんな中で書く手紙は、1カ月前の私が、私を励まそうとしてるように、いつも感じます。LetterMeを通して、自分へのエールを贈っています。
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編集後記
今回のインタビューを通して、「立ち止まる」ことや「振り返る」時間を意識をして取り入れることの大切さを、改めて教えて頂いたような気がします。そして自分が心から望んで決めたことは、後悔しない、そんなことも感じました。新しいチャレンジに向け準備を進めるKさんのこれからを、心から応援しています。人生の決断のタイミングに「LetterMe」が携わることができてとっても嬉しいです。
素敵なエピソードをたくさんお話し頂き、本当にありがとうございました。引き続き楽しんでLetterMeをご利用頂ければ幸いです。感謝をこめて・・・
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