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本棚より「パンとスープとネコ日和」
バレンタイン特集♪と題して
いろいろなものへの愛を書いています
私は長年、群ようこさんの大ファンだ。
布団の中で身をよじりながら笑う私
というのは遡れば、群ようこさんの本から
生まれたといっても過言ではないかもしれない。
たくさんの本を買い、
たくさんの本を手放してきたけれど、
群ようこさんの本は一冊たりとも手離していない。
年ごろになった娘に超絶おすすめすることも
忘れず、今では娘も群ようこさんのファンとなった。
イギリスのトラオ亭にも一冊キープしたし、
娘がフランスにもキープしている。
と、ワールドワイドな群さんとなっている。
そんな私が読み逃していた本があった。
それがタイトルにあるこちら
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群ようこ
角川春樹事務所 出版
母を亡くした50歳のアキコは、編集の仕事を辞めて調理師免許を取り、母が経営していた食堂を継ぐことになった。従業員は近所に住むサバサバした性格でよく気がつく真面目なしまちゃんの一人だけ。メニューは2種類から選ぶボリュームのあるサンドイッチとスープ、サラダ、小さなフルーツのすっきりシンプルなもの。食材はできるだけ無農薬もしくは低農薬のものを使って、色々な評判に揉まれながらもアキコなりのこだわりと誇りを持って働き続けていた。そんなある日、生まれてこの方一度も会ったことのなかった、今は亡き実父の話しを聞くことになり、アキコの異母兄弟が住んでいる町まで出向くことに。一方、唯一の家族であるネコのたろちゃんには異変が起こり・・・・・・。
なんでこんなに素敵な本を
読み逃していたんだろう。
ばかばか、わたし!
いやまって、もしかしたら、
いま、読んで楽しむために
読み逃していたのかもしれない。
しかも、Amazonプライム(無料お試し中)で
小林聡美さん主演でドラマまで見られることに
気づいた。
そうこれは運命
と位置づけている。
小林さんの料理をする姿をみると
なぜか私は料理がしたくなる。
彼女が立てる料理の音が好きで好きで
たまらなくて、
自分もあの音がだしたくなる。
リンゴをきる、サクサクサクッという音、
丁寧に器に盛りつける動作から生まれる
小さな些細な音も。
そして、さらにいうなら、
群ようこさんが小林聡美さんに似ていると
思うのは私だけなんだろうか?
本の裏扉にそっとのっている
群さんの横顔の写真は
ファンなので見なくても頭に浮かんでくる。
それが小林さんの横顔にとっても似ているんだもの。
そして今朝気づいたけど(おそすぎ)
私の愛する「かもめ食堂」も
このふたりのコンビじゃないか♪
というわけでバレンタインで語る
愛にふさわしい!と
今日はこたらを紹介しました♡
〇
これを書こうと思っていたら
フランスから猫がとどきました♪
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「昨日あった子♡」
ですって。
あら、干してあるお布団の上で
気持ちよさそうね、と思ったら。
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なんですとっと!?
布団じゃなかった!
あなたの肩?
あ、このライン画面で着てる
このダウンだった!笑
注 母寝起き早朝の出来事でした。