雑草に除草剤
気が向けば、公園の池に発生する「藻」や、道路脇に生えてくる雑草を、回収するお掃除ボランティアを始めて、約1年の初心者です。
特に草引きをし始めてから、雑草が見えてきて見えてきて、すごく気になります。
「除草剤でなんとか」?
とあるお掃除ボランティアをされている方が、「除草剤でなんとか・・・」とコメントをされていました。
公共空間に雑草が伸びてくる様子を見かねて、あまりの雑草の成長の早さを嘆いてらっしゃることが、よくわかります。草引きに終わりはありません。
いつもその方の投稿にはいいねをすることが多いのですが、今回はいいねができませんでした。
どうしても「除草剤で」というのが気になります。
マイクロプラスチック問題
自然界では、なかなか分解されることのない小さなプラスチックが、川を流れ海を漂いながら、マイクロプラスチックという極小粒子になって、「環境ホルモン」という、人体に影響をあたえる化学物質とくっつくことがわかったそうです。
食物連鎖を繰り返しながら「環境ホルモン」が人体に入ってくることが、マイクロプラスチックの怖いところだと私は理解しています。
分解されることがないマイクロプラスチックは、体の外に出ていき、地球上に永遠に増え続けるんでしょうね。
石油製品であるプラスチックにくっつきやすい化学物質「環境ホルモン」は、PCB、ポリ塩化ビフェニールが特に有名です。
マイクロプラスチック自体は、分解されることがないので、口に入っても、排出されます。一緒に入ってきた「環境ホルモン」は公害事件にもなったように、体に蓄積されて、悪さをします。
除草剤は、環境に影響がないの?
除草剤は、化学物質。その仕組みはよく理解できませんが、草を枯らすことができるんですよね。さっきまでしぶといほどに青々と茂っていた草でも枯れちゃう。
その化学物質は、雑草を枯らした後、公共水域に流出しても影響はないのでしょうか。
ミツバチがいなくなった問題、ネオニコチノイド系殺虫剤が原因ではないかと言われました。
これも、ミツバチに影響が出た後わかったことです。
PCBもまさか人体にそんな悪影響があるなんて思わず、いろんな製品に便利だなーと、つかってきました。
環境に優しい除草剤もあるのかもしれません。
ただ、その被害がわかっていないだけという可能性はないのかな、と私は思います。
漁業が成り立たないくらい、魚がいないと聞きます。
アレルギー反応に悩む人がいます。
絶対に胎児へ影響はないのでしょうか。
影響があることがわかった、と言われて、当事者さんが、はいそうですか、と言えたらいいですが。
草引きしよう!
いくら雑草がしぶといからといっても、憎らしいと思っても、やっぱり草引きするしかないんじゃないかな~と思うのです。
「みんなが少しずつ草引きすればいいのにね」と私のSNSにコメントしてくださった方がいらっしゃいました。
公園のお掃除ボランティアをしていると、「公園にいる人、みんな手伝ってー」と言った、保育園児がいました。
そのとおりだと思うんです。