ちょっとまって、本当にその理由は論理的?認知行動療法
今日はうつ病の認知行動療法講座にきています。
普段の日常の様々な状況で
気分や考えを言葉にして
それが行動化につながっているプロセス
ついて色々考えさせられました。
たとえば、
Aさんに挨拶したのに
返事がなかった・・・
→きっと嫌われているんだ
→何だか気まずくなり避けたりする
このように
あまり根拠ない、言葉や考えをすごいスピー
ドでたくさん発していることに
自分で観察して気づくことをまずはじめに
練習する必要があります。
気分と自動思考
先ほどの挨拶の例ですと
無視されて腹がたつ
→きっと私を嫌っているに違いない
この怒りからの自動思考は次に
こっちも挨拶しない、無視してやるという
行動につながっていきます。
ここで大切なのは主観と客観です。
「きっと私のこと嫌っているにちがいない」
という主観の理由として
そのように思う客観的な事実とは
「挨拶を返さなかった」というもので
論理的に考えると「挨拶を返さなった」
理由は他にもたくさん考えられるわけで
もしかしたらAさんは考え事していたのかも
しれませんし、聴力に何らかの問題があった
のかもしれないという可能性も考えられます
あなたの声が小さいのかもしれませんし
そう、反証をあげていくと、自分の中の少し
かたくななルール
(人は必ず○○しなければならないetc)
だったり、やや非合理な考え方のクセのよう
なものが自動思考としてうごめき合って
行動化されてしまっていたりするのが理解で
きるようになってきます。
漫才コンビのペコパのやりとりのように
君ちゃんと挨拶しなあかんやん、いや、そう
でもないかも・・・
と、自分のステレオタイプな自動思考に
ちょっとまったをかけて反証してみる事は
認知行動療法的に、新しいより良い行動への
小さいけれど重要な第一歩になるといえるでしょう。
楽しい言葉がたくさんなら良いのですが、
ネガティブな言葉が増えてしまうとそれに影
響された行動もふえてくる延長にうつ
感情や気分、
不安や落ち込み、罪悪感をまずキャッチして
なぜ