2024年9月02日　一期一会

茶会などで、床の間に掛かっている「一期一会」の書を目にしたことがある人もいるでしょう。これは茶道に由来する言葉です。

「一期」は人の生まれてから死ぬまでの一生を意味し、「一会」は一度の出会いや一度限りの機会を意味します。

茶会では、何度も会っている人であっても、その場・その時は一生に一度だけのものと心得て、主人は真心を尽くして一服の茶を点て、客もその茶を心から味わうべきだと説いているのです。

家族や職場の仲間と過ごす時間も、一期一会の心で臨みたいものです。もう二度と会えないかもしれない、という気持ちで相手に接しましょう。そうすれば自然と、真心で相手と向き合えるはずです。

日頃、挨拶や感謝の言葉に、心を込めているでしょうか。相手の短所や欠点だけをみて、不平不満な態度を取ったことはないでしょうか。

今この時間は、二度と訪れない瞬間だと肝に銘じたいものです。

今日の心がけ◆人との時間を大切にしましょう

出典：倫理研究所　職場の教養2024年9月号より引用

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【1】 著者の個人的な感想

そうなんですよね、今日は元気に会えても明日はどうなるかわからないですもんね。若い頃はそんなこと微塵も考えませんでしたが、歳を取るにつれてそんなことを考えるようになりました。…って、まだ40代なんですけどね。

仮に自分が健康だとしても相手がどうにかなるケースもありますし、お互い元気でも一生会えなくなることだってあり得ます。だから今日このひと時を大切にしたいです。

お茶会も仕事も同じですね。毎日が同じような仕事に思えても、同じ事象は一つとして訪れません。だから目の前のことにはその日できる限りのベストを尽くしたいものですね。

さて朝礼では。

きっと皆さんも、「明日会える」とか「明日やればいい」ということを考えたことがあるでしょう。でもそうじゃないんだぞってことが今日は分かったと思いますので、この話をどう受け止めたのかスピーチしてみましょう。

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有料記事は30秒から1分で話せるスピーチ風に
原稿を書いています。

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【2】 意見を述べてみよう

「一期一会」という言葉は知ってはいますが、やっぱりどうしても「何度も会えるしいつでもいいや」と思ってしまい…