見出し画像

2024年11月26日 お風呂大臣

ある日の夕方、Yさんは6歳の長男に「今日のお風呂の予定は?」と尋ねました。すると長男は、「今日は8時から入れるよ。ラベンダーの香りだよ」と答えました。長男は就学前から、家事を手伝っています。

それは、調理中のYさんに、長男が「僕もやる」と言ってきた時に卵を割ってもらったことがきっかけでした。それ以来、キュウリを切る時やレタスをちぎる時などは声をかけて、手伝ってもらっていました。

その後、〈長男の積極性をより引き出すことができたら〉と考えたYさんは、夫婦で話しあい、長男を「Y家のお風呂大臣」に任命することにしました。

これまでも浴槽を洗ったり、湯を張るスイッチを押すなどの手伝いをしていた長男でしたが、「お風呂大臣」に任命されてからは、Yさんが何も言わなくてもお湯を入れたり、計画的に浴室を掃除するようになったと言います。

仕事を任されたことでやる気が増したという経験を持つYさんは〈子供も同じなのだな〉と実感し、長男の成長に目を細めています。

今日の心がけ◆積極的に仕事に取り組みましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年11月号より引用


有料記事の中身はどんなもの?
という疑問をQ&Aでまとめました。


【1】 著者の個人的な感想

積極性…そういう意味では子育ての方向性が間違っていたのかも…と思うことがあります。お風呂大臣の話だったので『家事』を例に上げますと…

娘には3~4歳くらいの頃から生活のためのスキルを伝授しました。そして10歳になる頃にはひととおり家のことができるレベルにまで達しました。しかしそれは『積極性』ではなく、家族の一員としてやるのが当然というか、人によっては『強制』だとも思えるような教育方針だったのではないか…と。もちろんそんなつもりはありませんが…。

結果、『責任感』は身につきましたが『積極性』は身につかなかったのかも…と思っています。

『責任感』が行動指針だとドM体質になりやすく、自分を追い込んだり人に相談できなくなるんですよね。夫婦そろってそんなだから…やっぱり子供も同じように育つんだなって。明るく元気で積極的でキラキラしてる『人』を育てるのはすごく難しいと感じています。

働く年齢になるころには人格形成どころか、いまさら性格を変えることも難しいですが、出勤して『〇〇会社の自分』の看板を背負っている間くらいは、今日の心がけを意識して実践できるようにしたいものですね。

朝礼では

たぶんですが、積極的で陽キャの人はこのnoteを読みにきてないのでは? と思います。つまり朝礼に対して『消極的』だと思うんです。

この朝礼をとおして、自分が積極的になれるよう心がけるという強い意志をスピーチしてみましょう。


有料記事は30秒から1分で話せるスピーチ風に
原稿を書いています。


【2】 意見を述べてみよう

子供の頃の私ならきっと『お風呂大臣』に任命されたら喜んだと思いますが、大人になった今は…

ここから先は

568字
この記事のみ ¥ 100

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!