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つまらないと思う活動にも座っていられるようになるには?

年長さんは、入学まであと少し。

最近のご相談でよく聞かれるのが

「興味がない、つまらないと思う活動に座っていられるようになるにはどうしたらいいですか」

というご相談。


今日のわたし

相談支援専門員として仕事をしているわたし。

この相談支援専門員は、5年おきに更新制度がある。

今年はその年に当たっていて、6日間にわたる研修を受講中。

今日は、6日間のうちの4日目だった。

まさに
「つまらないと思う研修にどうやって座っているか」
「じっと座っていられるか」
戦いの90分でした(笑)

でも、座ってお話を聞くことができました(笑)

なぜ、座っていられたのかといえば

かわいいわたしの契約者さんたちの成長を応援するため

というわたしなりの目的があったから。

これが、自分のためだけだったら、こんなつまらない話を聞く気になんかなれなかったと思います。

モチベーションって大事です。


ご相談の場では

「興味のあるなしがはっきりしすぎているんです」
「興味のあることには夢中になるんですけどね」

保護者からこんなふうに言われたりします。

そんな時、
「お母さんも学生の頃、どうしても興味の持てない教科ってなかったですか?」
って聞いてみます。

すると大抵、「そういえば、わたしも・・・」となるんです(笑)

最近は、”なんでもまんべんなくできることがよい!”という風潮のような気がします。

好きなこと、得意なことがあって、苦手なこと、興味がないことがあるって自然なことだと思うのです。


学校の現場では

私は、保育所等訪問支援という福祉サービスで、
小学校に行くこともあります。

いろんなお子さんがいる中、先生方の授業への工夫に脱帽することがたくさんあります。

まだまだ動きたい1年生。集中時間も短いです。

授業の中に動きをちりばめて、みんなが動いていれば、動きたくなる子も目立たない。

例えば、算数の足し算。

机の上にブロックを出して、先生は黒板に大きなブロックをはって

「せーの、がっしゃーん」と右と左からブロックを合体させる。

子どもたちはもう夢中で、大興奮で学びをすすめます。

例えば、国語の漢字。

大きなテレビ画面を見ながら、みんなで人差し指を出して、空に大きく書いてみよう!

先生方は、お子さんたちの特性をとらえながら、授業を工夫してくださっています。

だから、安心して入学しましょ。

でももし困ったら、私のような訪問支援もあるし、学校には必ず特別支援コーディネーターやスクールカウンセラーもいます。

味方はたくさんいるから、おうちの人だけで悩まず、相談しましょう。

とお話するようにしています。





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