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需要と供給はどうやって決まるのか
需要と供給の仕組みが政府によってコントロールされているという主張は、一部の人々の間で語られる都市伝説の一つです。この種の理論は、経済の背後で暗躍する勢力が存在し、一般市民が知らぬ間に操られているという考え方を、いくつかご紹介致します。
1.需要と供給の基本原則
経済における需要と供給は、市場価格を決定する基本的な要素で、需要とは、消費者がある商品やサービスを購入したいという欲望や意欲を指し、供給とは、その商品やサービスを市場に提供する企業の活動を指します。
通常、市場での価格は需要と供給のバランスによって決まります。ですが、需要が高まり、供給が追いつかない場合、価格は上昇し、逆に供給が多すぎて需要が少ない場合、価格は下がります。
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2. 政府による市場介入の表面
一般的には、政府は経済を安定させるために市場に介入しますが、それについて、いくつかの政策手段を解説すると、
価格統制!政府は特定の商品やサービスの価格を上限や下限で規制する事があります。例えば、家賃の上限を設けて住宅価格の急騰を防ぐ政策などです。
それから補助金です!政府は特定の産業を支援する為に補助金を提供し、その産業の供給を増やす事ができます。これにより、価格を低く抑える事が可能です。
そして金融政策ですが、これは中央銀行を通じて、金利や通貨供給量を調整することで、経済全体の需要をコントロールすることができます。例えば、金利を下げる事で、借入が促進され、需要が増加します。
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3. 陰謀による市場操作
この市場操作の中心には、政府や一部のエリート層が市場を完全にコントロールし、一般市民の知らない内に経済を操作しているという考えがあるのも不思議な事ではありません。例えば、
人工的な景気循環で、社会の裏側では、政府や中央銀行が意図的に景気の波を作り出し、株価や資産価格を操作する事で、富を一部のエリートに集中させているのではないのか?
もしそうなら、景気が良くなる時期には、エリートが資産を売却し、景気が悪くなる時には安く買い戻すというサイクルが続けられている可能性もなくはないはず。
そして、メディア操作!政府やその背後にいる影の勢力がメディアを通じて世論を操作し、消費者の需要をコントロールしているという主張もあります。
例えば、不安を煽る報道や、特定の商品を、必需品として宣伝することで、消費行動を誘導しているといったものです。
食糧供給の制御 一部の人の中では、政府が意図的に食糧供給を制限し、価格をコントロールする事で、人々を不安にさせ、従順にさせていると囁かれています。これには、農産物の貯蔵や廃棄を通じて市場価格を調整するというシナリオが含まれます。
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4. 闇社会の裏側の根拠と批判
こうした闇社会は、現実の経済政策の一部を誇張し、陰謀論的な要素を加える事で成り立っています。
確かに、政府が経済に影響を与える政策を行っているのは、紛れもない事実です。しかし、これが完全に意図的で、一般市民を操るための陰謀であるとする考え方には、多少の誤解もあるかもしれません。
そんな政府の目的として、政府の経済政策の目的は、通常、経済の安定や成長を促進する事であり、意図的に我々を貧しくしたり不安を煽ったりする事はないはずです!はずですよはず!
ですが、実際の市場は非常に複雑で、多くの要因が絡み合っている為、完全にコントロールする事はほぼ不可能なはずです。なぜなら、政府の政策が想定外の結果をもたらす事もあるからです。
それに市民の反応として、現代の市民は情報にネットなどを使いアクセスしやすくなっていて、政府やエリート層の陰謀があればすぐに気づく可能性が高いわけで、完全な情報操作は難しい状況というわけであります。
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まとめ
需要と供給の仕組みが政府によって操作されているという闇社会では、現実の経済政策を過度に単純化し、誇張したものかもしれません。
とは言え、政府は経済を安定させる為に市場に介入しますが、その目的は陰謀論的に主張する様な、国民を支配する為ではなく、
国全体の経済の安定と成長を目指したものであると信じたいのですが、ハッキリ言って今の世の中の仕組み自体を、私自身も事細かく理解できないのが現状であります。
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