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年末ジャンボを買いましたか?「夢を買う」のも良いですが・・・


宝くじを買うとき、夢を買うという言葉をよく耳にします。確かに、当たったら何をしよう、とワクワクする時間は楽しいものですよね。


でも、その1万円を、もしインデックスファンドに投資していたら、将来どのような違いが生まれるか考えた事はありますか?今回は、宝くじの仕組みと投資の可能性を分かりやすく比較してみます!

宝くじの仕組み 夢の代償

宝くじは、その売上の約50%が賞金として配分され、残りの50%は運営費や自治体への寄付金に使われます。


つまり、1万円分の宝くじを購入した場合、そのうち5,000円しか賞金として分配されません。なので、期待値で考えると、購入金額の半分が失われる計算です。



さらに、1等を引き当てる確率は極めて低く、年末ジャンボ1等10億円の当選確率は約1,000万分の1!これは雷に打たれる確率より低いと言われています。


要するに、宝くじはほとんどの人にとって損をする前提の仕組みでありんすよ!

インデックスファンドとは?

一方で、インデックスファンドは市場全体に投資する事で安定した収益を目指す投資信託です。例えば、米国株式市場全体に連動するインデックスファンドS&P500などに1万円を投資するとします!


過去のデータによれば、米国市場の平均的な年間リターンは約7%(インフレ調整後)。この1万円が30年間複利で成長すると、約7.6万円になる計算です。つまり、宝くじのが実現しなくても、現実的な資産形成の可能性を手にできます。

宝くじ vs 投資、長期的な視点で考える

宝くじは一瞬の興奮を与えてくれますが、それが実際の資産形成に繋がる事はほとんどありません。一方、投資は即効性こそありませんが、時間をかけることで確実にお金を増やす力を持っています。


もちろん、投資にもリスクはありますが、分散投資を心がけ、長期目線で取り組むことでリスクを抑えることが可能です。そして、宝くじに1万円を使うか、それを投資に回すか。どちらがを現実にする可能性が高いかは明白ではないでしょうか?


お金は使い方次第で未来を変える

夢を買うのも全然悪い事ではありませんし、ただ、その1万円が将来どれ程の価値を持つ可能性があるかを知ると、少し考え方が変わるかもしれません、なので、投資を始めるのに遅すぎる事はありません。ぜひ、資産形成の一歩を、一緒に踏み出しましょう!

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