歯茎が腫れて顎も耳も痛いけど歯医者で治らない
こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている、【ばぁばは鍼灸師】のファンです。
今回は、歯茎が腫れて顎から耳にかけて痛くて、歯医者でも治らない方が鍼灸治療で改善した症例をお届けします。
【美沙さん 27歳 会社員】
1．歯茎が腫れて痛いし、首、肩も張って痛い
ばぁば：お久しぶりです。今日は。どうされましたか？
美沙さん：この一週間、左の歯茎が腫れて痛いんです。
顎の下から耳にかけて凄く痛いんです。
歯医者さんに行ったけど、虫歯じゃないのでお薬が出ただけで。
飲んだら少しましになるけど、お薬が切れたら又痛くて。
ずっと前に歯が痛くて歯医者さんでも治らず、こちらで鍼灸治療で治ったこと思い出してきました。
ばぁば：そうでしたね。
以前、歯が痛いと来てくださってすぐに良くなったんですよね。
あの時は、学生さんだったけど、今のお仕事はデスクワークですか？
美沙さん：ええ、ずっとパソコンで首も肩も腰も痛いです。
2．歯茎が腫れて痛い人の全身治療
ばぁば：分かりました。大丈夫ですよ。
すぐに楽になりますよ。
ということで、まず全身の気、血、水の巡りを整えました。
以前、鍼は苦手だと仰ってたので、【知熱灸】を多用しました。
＊【知熱灸】
皮膚上に置いたもぐさに火をつけ、熱さを感じたら取り除いて症状を改善させる優しいお灸
冷えてむくんでいる足から膝、腰へと【知熱灸】で温め、むくみを取り血行を良くしていきました。
首や肩もやはり固く張っているので、【知熱灸】でゆるめました。
3．腫れて痛い歯茎に対する鍼灸治療
ばぁば：これで上向きになって下さい。
顎から耳にかけて左側がむくんで、腫れてますねえ。
少し押しても痛いでしょ？
美沙さん：そうなんです。痛くてご飯も食べられないんです。
ばぁば：歯茎の腫れに効く手足のツボに【置鍼】しながら、ほっぺたに【知熱灸】をしていきますよ。
熱くなったら手を挙げて合図して下さいな。
＊【置鍼】
症状を改善させるのに有効なツボに鍼を刺入して、しばらく置いておくこと
このようにして、痛みを確認しながら顎から耳にかけての痛みのあるところに次から次に【知熱灸】をしていきました。
痛みを確かめながら【知熱灸】を続けてゆくと美沙さんが反応されます。
美沙さん：そこはまだ痛いです。
そこはもう痛くないです。
そこはもう楽になってます。
あっ！そこがまだ痛いです。
もうどこも痛くないです。
ばぁば：もう一度、顎から耳にかけて触ってみますよ。
腫れも引いて大分柔らかくなってますよ。
どうですか？
美沙さん：痛くない。
もうどこも痛くないです。
ばぁば：お仕事で首や肩が凝って、巡りが悪くなってたんでしょうね。
その影響でほっぺの周りの巡りも悪くなり、腫れて痛くなったんだと思いますよ。
これで様子をみてくださいな。
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