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入社から半年!プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)が感じた変化と組織改編

こんにちは。箱田です。2024年6月に入社してから、早いもので半年が経ちました。私は今、課長兼プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)として、学習管理システム「learningBOX」を市場へ浸透させ、拡大する役割を担っています。
入社前は、よりよい学びを社会に広げるという社会的役目に強く共感しており、実際に業務に携わるなかで、チームの結束力や企業文化、そしてユーザーファーストな開発姿勢に大きな刺激を受ける日々が続いています✊

入社から半年で感じた変化

メンバーにプレゼンする箱田

1-1.企業理解の深まりとマーケットインサイトの獲得

PMMとして大切なのは、まず自社のプロダクトを深く理解すると同時に、市場全体のニーズやトレンドを見極めることです。半年が経った今、実際に顧客企業や教育機関の声をうかがうことで、マーケットの抱える課題やニーズを具体的に捉えられるようになりました。
例えば、そもそも「学習管理システム」というものをご存じない方が予想以上にいらっしゃること。学習コンテンツのように直接的に認識しづらく、表舞台では目立たない存在なので、普段使われている方も存在を改めて認識するケースが少ないようです。

そして、学習コンテンツの作成や管理に不慣れな担当者向けに、より直感的で簡単に操作できるインターフェースが必要だという要望が多々あります。まだまだ役不足な点もありますが、現状を捉えながら、社内とのコミュニケーションを増やし、市場と自社の“橋渡し役”となりたいと考えています。

1-2.チームワークとコミュニケーションの大切さ

私は入社前、マーケティング部門でのスキルや経験はそこそこあるつもりでしたが、実際に学習管理システムを扱う企業でのPMM業務は初めてでした。そこで痛感したのが、「チーム連携の重要性」です。プロダクトを市場のみなさんに認知いただくにあたり、社内のエンジニア、デザイナー、カスタマーサポート、セールスなど、多種多様なメンバーと共通認識を持たねばなりません。

当初は「どこから手をつければよいのか?」と戸惑うことも少なくありませんでした。今でもまだ悩みますが、少しずつコミュニケーションの頻度や質を高めていった結果、今では各部門が相互に助け合う土台が整ってきたと感じます。特に、定期的な1on1ミーティングや、横断的な動きを設定することで、意思疎通がスムーズになり、課題やアイデアを共有しやすくなりました

1-3.自身のスキルアップと視点の広がり

私はこれまで、マーケティング寄りの業務経験が中心でした。しかし、PMMとしては「プロダクト自体の将来像を描く力」や「ユーザー導入後の成功体験をデザインする力」も求められます。現在は少しずつ、技術的な背景やアジャイル開発の考え方などを学び、同時に「カスタマーサクセスの観点」も吸収することで、視野が一段と広がったと感じます。

今後は、従来のBtoBマーケティングだけではなく、ユーザーの方々との直接対話の機会を増やそうと思います。不定期開催だったウェビナーを恒常化し、ユーザーのリアルな声を取り入れてコミュニケーションのきっかけにしたい。そして、プロダクトの価値をより正しく伝え、ユーザーに最大の成果を得てもらうという使命感が、私のモチベーションを常に高めてくれています。

今月の組織改編とその背景

MTG中の1コマ(左からPMM箱田、広報佐藤、PdM大谷)

2-1.さらなる事業拡大に向けた新体制

これまではデザイン部門とマーケティング部門が比較的独立した部署で動いていました。しかし、ユーザーニーズの多様化とスピード感が増すなか、この2つの組織 を一体的に考えるアプローチが重要と認識しています。加えて、さらなる事業拡大とサービス品質の向上を目指し、今月、大きな組織改編を実施しました。デザイン部門の一部とマーケティング部門を統合し、これまで以上に密接に連携できるように編成しています。

その結果、私が所属するマーケティング部門は「PRマーケティング課」から「コミュニケーションデザイン課」 と名称が変わり、役割がより広く、深くなりました。課には広報・マーケティング担当とデザイン担当が混在するかたちですが、それぞれにチームリーダーを置くことにより、日常的な業務の優先順位づけや責任範囲が整理され、より効率的に業務を進めることが期待されます。

2-2.新組織のマインドセット

今回の組織改編では、メンバーのスキル向上も狙っており、マーケティング・デザイン相互の業務内容や観点を理解する時間を確保。毎週1時間ずつ、学び合うことで互いを理解し、尊重する動きにつなげていきます。
もちろん、既存の組織との連携も強化するため、同じ目的を持ったメンバーを加えてプロジェクト的にサイトの改善を行ったり、市場調査を定期的に実施する計画も進行中です。多くのメンバーが多種多様な業務を持ちつつ、ゴールを目指してともに共通の方向性や施策を決定していく場面が増えるでしょう。

当社は常に「世界の誰もが、いつでも、どこでも、自由に学べる未来を創る」というパーパスを軸に、新しいチャレンジを続けています。組織改編は単なる再編ではなく、企業カルチャー自体をさらに進化させる絶好の機会でもあります。社員一人ひとりがスピード感をもって行動し、結果を振り返りながら改善を重ねる“アジャイルな企業文化”を今後も楽しんで育んでいきたいです。

今後の展望と決意!

メンバーと雑談中

3-1.市場とのコミュニケーションの強化

新たな組織体制のもと、ユーザーの学習体験を最適化するための施策や、コンテンツ制作者が抱える悩みを解決するためのアプローチなど、まだまだ可能性は無限大です。

例えば、学習データを分析し、ユーザーごとに最適化された学習パスを提供したり、eラーニングだけに留まらず他社のツールやコンテンツ・教材と連動させる新しい試みなど、日々新しいアイデアが飛び交っています。お客さまが求められると思われるものをマーケット視点で検証し、より魅力的な価値を創出できるよう具現化することが重要です。

3-2.チーム総力戦での挑戦

今回の組織改編でチーム間の壁が以前よりも低くなり、業務単位で成果を出しやすくなってきていると感じています。例えば、デザイナーとマーケター間はもちろん、カスタマーサポートやセールス、さらにはエンジニアといった複数の部署が目標に向かって協力するスクラムのような動き方も積極的に取り入れることも可能だと思います。
短期的な目標と長期的なビジョンを兼ね合わせながら、臨機応変に方針をアップデートしていく“アジャイル思考”も取り入れ、今後の成果がますます高まると期待をしています!

3-3.社会全体へ「学びの体験」を広げる使命感

「学びの体験をより多くの人に届けたい」という思いは永遠と続きます。また、デジタル学習の可能性は、企業研修や学校教育だけでなく、趣味や自己啓発といった個人レベルにも広がります。社会全体の学習ニーズが多様化するなか、私たちのプロダクトが担う役割はますます大きくなっていくはずです。

学びを通じて自己成長を支援することは、個人だけでなくコミュニティや社会の発展にもつながります。私たちが提供するサービスが、一人でも多くの方に新しい知識やスキルを獲得していただくきっかけとなり、人生を豊かにするサポートとなるよう、これからも全力で取り組んでいきたいと考えています✊

おわりに

当社はこれまでに培ったマーケットインサイトや経験を、今月の組織改編を機にさらに深め、ユーザーファーストなプロダクト開発とマーケティング活動を推進していきます。当社の組織力の特長は、柔軟性とスピード感です。私たちは引き続き「学び」をもっと身近に、もっと楽しくし、ユーザーの学習体験をより充実させるためのサービスを提供し続けます。今後も進化を続ける当社の歩みに、ぜひご期待ください!


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