「Everything is a museum」から3ヶ月を経て開催されたトークイベント、「Meeting #8」に参加してきました。
全容は後日アーカイブ化され公開されますが、まずは展示を通して個人的に考えたことを書き残します。
「Everything is a museum」は、有事の際にこそ行動を期待されるはずの現代美術館が身動きを取らない/取れない状況下において、いち職員が個人の意思で迅速に議論の機会を設けようと試みたことにまず大きな意義があります。
一方意図的
先週の土曜日から金沢の街でひっそりと、ある企画が開催されています。
「Everything is a museum」と題されたこの企画は、今年元日に発生した能登半島地震を受け、有事の際における美術館や芸術の意味を問い直す試みとして、21世紀美術館の学芸員であるキュレーターの髙木遊が個人で考案したイベントです。詳しい背景と趣旨については、震災発生時に美術館で開催されていた企画展に出展していた作家のひとり、小松千倫の投稿を読んでみてください。
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