ワタクシ的、大発生しているという噂のオオズワイガニ(生)を購入して茹でて大量に食べまくった記録【生の蟹の茹で方】
オオズワイガニに初めて出会ったのはX(旧Twitter)
あれは確か2023年。
ぼんやりとX(旧Twitter)を眺めていて目にした単語がありました。
『オオズワイガニ』
『助けてください』
『大量発生』
オオズワイガニとは何ぞやと思い詳しく見てみると、高知県かわうそ市場さんのアカウントにこんなポストが。
※2023年10月のポストです※
▲これは昨年の情報です。
よくわからないけど、カニが安いんだ。
買おうかななどと思って販売ページを見てみると、少しタイミングが遅かったようで『品切れ』との記載が。
売り切れじゃあ残念だけど買えないなあ…などと思いながら
この時はこのオオズワイガニを諦めました。
※X(旧Twitter)の私のアカウント✨
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るこぽ【LINEスタンプと漫画描く人】(@lcopo_lcopo)さん / X
ある日ふと思い出す『オオズワイガニ』
今年の9月某日、急に「一年前にX(旧Twitter)で安いカニを見た!」という記憶がよみがえりました!
確か高知県のかわうそ市場さんで売ってたはずとアカウントなどを検索していくと、今年も売っていました!
オオズワイガニ!
▲これは私が今年の9月に見たポストだと思わます。
え、2.5㎏?
カニが?2.5kgで?
2000円???
安すぎない??
送料足しても、かなり安いよね?
一瞬4.5kgを購入しようと思ったのですが現在の冷凍庫の中にさほど空きがないのを思い出し、家族に何の相談もしないで2.5kgのオオズワイガニを購入しました。
※現在は2.5kgが2250円で販売されてるようです。
▼高知かわうそ市場さんオオズワイガニ販売ページ▼
何故、オオズワイガニが大量発生すると困るのかなども詳しく書いてあります。
オオズワイガニ2.5kgが届きました!
今回購入のオオズワイガニは、お安く提供するために発着日の指定ができません。
また、無選別での発送になるので、オスとメスがどのような比率で入っているかは選べないし、カニの大きさも選べないし、足が取れている物も混ざるそうです。
でも安いカニだよ?
美味しけりゃ何だっていいじゃーん✨
などと思いながら、毎日毎日いつ発送されるんだろう、どんなものが送られてくるんだろう…と、ワクテカしながら過ごしました。
そして購入から一週間後、ついに発送の通知が!
届いたオオズワイガニがこちら!
何と驚愕の13匹!
13匹も入っていました!
大量です!
うっかり4.5kg買わなくて良かった💦
しかも、まだ生きている個体も入っています!
すごい!
新鮮!
オオズワイガニという名前ではありますが、少し小ぶりのカニらしいです。
しかしながらこの量!
送料抜きで考えると一匹あたり153.84円!
個体を調べていくと、確実にメスが数匹入っていることがわかりました。
メスは外子(卵)がぎっしり入っています。
13匹中、何匹がメスなのかな?
楽しみですね!
そして今回購入したのは生のカニなので新鮮なうちに茹でなければ!
カニの茹で方、さばき方は下記のYouTubeの動画を参考にさせていただきました。
勉強になる動画をありがとうございます!
初めて生のカニを茹でたのでカニの茹で方の記録をとっていきたいと思います。
あくまで記録なので、至らない箇所もあるかもしれませんが、多目に見てくださいね!
ワタクシ的、大発生しているという噂のオオズワイガニ(生)を購入して茹でて大量に食べまくった記録【生の蟹の茹で方】
【用意した物】
・生のオオズワイガニ…2.5kg
・家の中で一番大きい鍋
・落し蓋
・オオズワイガニをしめるための水道水
・茹でるための水…一回につき5L
・茹でるための塩…一回につき130g
※カニを茹でる時は水に対して2.5〜3%の塩を使いました。
もっと多い塩分量で茹でてらっしゃる方もいるようなので、そこらへんは好みなのかなと思ってます。
①カニが生きている場合、茹でるときに暴れると危険なので、水道水に30分ほど入れて締める。
②家の中で一番大きい鍋に水5Lと塩130gを入れて沸騰させる。
③沸騰したらカニの腹側を上にして熱湯に入れて、落し蓋をして、今回は20分ほど茹でました。
そうそう、最近amazonで落し蓋を買ったんですよ!
この落し蓋、大きさも変更できるし適度な重さもあるし、すっごく使いやすいのでおすすめです✨
そして、茹で上がったオオズワイガニがこちら。
13匹のオオズワイガニを3回に分けて全部茹でたわけですが、茹で上がったことで今回購入した大ズワイガニの性別の比率が判明。
全部、メスだった
全部のカニに立派な外子(卵)入っていました。
卵が入ったカニを見るのも食べるのも今回が初めてなので心が躍ります。
卵はこの枝みたいになってる部分からさらに内部に枝分かれしたものが生えていて、取り外すのが意外と大変です。
ちなみに、メスは外子がある分オスよりも実入りが少ないらしいですね。オスも食べてみたかったな。
オオズワイガニを剥こう!
まずは小ぶりなオオズワイガニを5匹ほど剥きながら、何を作るか考えていきます。
小ぶりなものは剥くのが本当に大変で大変で大変でしたが、1時間半ほどの作業時間でこのように綺麗に中身を取り出すことができました✨
細い脚は爪楊枝の溝の彫ってあるところで押し出したりほじったりすると綺麗に中身が出ます✨
今年放送していたダンジョン飯の『蟹のような生き物を食べるときにピッキングツールを使ってほじくり出す』エピソードを思い出して息子と一緒に爆笑したりしました。
※彼は蟹を剥く作業は一切手伝いません。
手伝え…。
オオズワイガニのカニご飯
まずはカニご飯を作ります。
カニごはんはこちらのレシピで作りました。
カニの身はあえてごはんと混ぜないで、ドーンとご飯に乗せてみました!
そうそう、今回は卵もあるんですものね。
卵もドーンと乗せちゃいましょうか!
写真は撮影しませんでしたが、食べるときに内子も添えました。
これは…プリン体過多な濃厚なヤバい味がします。
濃厚で最高に美味しい✨
痛風になったら100%食べられないやつだと思う。
夫が「これは病気になる濃厚さと旨さ…。」とつぶやきながら食べていたのが印象的でした。
息子は卵はいらないそうで、オオズワイガニの身だけのカニご飯を食べています。
たいそう美味しかったようでおかわりもしていました。
良かった良かった。
そしてこの日は最初に剥いたオオズワイガニ以外に二匹ほどカニを剥いて食べました。
まさにカニ食べ放題!
しかしながら内子と外子はそれだけで濃厚だし、一回で食べきれる量ではなかったので小分けして冷凍保管しました。
甲羅から出汁をとる
そして翌日。
またまたオオズワイガニを数杯剥き剥きして、今回は剥き終わった後の甲羅から出汁をとります。
お出汁は製氷皿に入れて、冷凍保管します。
これで好きな時にカニの出汁が使えます。
オオズワイガニのトマトパスタ
①玉ネギをみじん切りにしてオリーブオイルで炒める。
②そこにオオズワイガニの出汁とホールトマトとコンソメ顆粒と塩コショウやクレイジーバジルなどを入れ味を調える。
③パスタを茹でて茹で上がったら器に盛り、②のトマトソースをかける。
④トマトソースの上に大ズワイガニの身と外子を乗せる。
⑤好みで内子も添える。
私の人生で甲殻類のパスタでNO1に美味しかったのは、ずいぶん前にイタリア料理屋さんで食べた手長エビのパスタだったのですが
今回それを超えました!
濃厚さがヤバい!
夫がまた「病気になる旨さだ」とぶつぶつ言っています。
息子は今回も卵無しで食べてます。
とてもお口に合うそうで、今回も良かった良かった。
オオズワイガニのトマトソースで作るポテトグラタン
トマトパスタを作った時に残ったトマトソースが余りましたので、ポテトグラタンを作りました。
トマトソースだけ使用します。
今回はカニの身は入れません。
茹でたジャガイモにトマトソースとピザ用チーズとパン粉乗せて焼くだけ。
今回はカニの身を入れなかったので大ズワイガニ感はあまりありませんが
それでもとても美味しいいグラタンになりました。
ポテトがかなり良かった。
オオズワイガニの内子と外子で作るおじや
冷凍しておいたカニの出汁に少量の昆布を入れて煮る。
昆布を取り出したら冷ご飯を入れて煮てから外子も加え、火を止めたら溶き卵を入れて器に盛り付け、刻みネギと好みで内子もトッピングする。
今回もカニの身は入れませんでした。
カニの身は入っていませんが、濃厚なカニ雑炊が出来上がりました✨
濃厚すぎて雑炊って感じがしません。
バターなどを入れるとリゾットっぽくなるのかな?
オオズワイガニの内子と外子と牛乳のスープパスタ
玉ネギを少量のオイル(オリーブオイルだったかな)で炒めて、大さじ2杯くらいのカニの出汁とコンソメ顆粒と外子を入れ沸騰させる。
そこに牛乳を注いで、沸騰しない程度に温める。
茹で上がったパスタに上記のパスタソースをかけて刻み海苔をのせて完成。
これもまたカニの身は入っていないけど、濃厚で美味しいスープパスタになりました。
内子と外子の濃厚さ、素晴らしいなぁ…と、しみじみしながらこの日も美味しく頂きました。
実は今回買ったオオズワイガニ、まだ冷凍庫に入っているのです
今回のオオズワイガニ、とっても美味しかったので遊びに来た友人に2匹ほどおすそ分けしました。
そしてこの記事を書いている状態であと冷蔵庫に2匹入っています。
それ以外に内子と外子を小分けして冷凍保存した物も残っています。
さすがに近日中に食べきってしまおうかと考えておりますが、2000円(送料別)のカニでこれだけ沢山楽しめたのですから、大変お買い得な買い物だったなとしみじみ思っています。
また来年、お得な価格で流通していたらぜひ購入しようと心に刻んで今回の記事を終わりにしようと思います。
あと文中でカニの数え方が『匹』で統一してあります。
今回の記事を書くにあたって調べたとこと生きているかには『匹』と数え、食用や商品になったものは『杯』や『尾』と数えるらしいのですが、書いてる本人もわかりにくかったので『匹』で統一しました。
あとかわうそ市場さんで今も(2024年10月17日13時現在)も、オオズワイガニの販売を行っているみたいなので再度リンクを貼っておきますね。
興味を持たれた方は是非、大量の大ズワイガニで美味しい思いをして下さい✨
以上
ワタクシ的、大発生しているという噂のオオズワイガニ(生)を購入して茹でて大量に食べまくった記録【生の蟹の茹で方】
でした。
※10月19日追記
残ってたオオズワイガニでカニ玉を作りました。
これにてオオズワイガニの身は完食。
外子と内子はまだ残ってるので美味しく食べたいですね✨
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