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ワタクシ的、いちごの終わりの頃に大量に貰うクズいちごで作るジャムの調理の記録


毎年恒例のいちごジャム作り


毎年5月中旬頃、大量クズのいちごが我が家にやってきます。

クズのいちごと言っても、粒の小さいものはあまり入っていません。

熟しすぎてしまってるものや、形が悪い物。
粒の小さいものはあまり入っていません。

全く選別されてない状態で、ドカッと大量に予告なしで、ある日突然やってきます。

今年も大量にやってきた!
ありがたい!
今年は量が少なめです。

状態が良いものも混ざってるので生食できそうなものと少し傷んでいるものと食べるのは無理そうなものを選別していきます。

選別終了。
選別するのが、なかなかに面倒くさい。

写真右側が生食できそうないちご。
左側が傷んでる個所かあるいちごです。

生食できそうなものは軽く洗って冷蔵庫へ。
この日の夕食でデザートとしていただきます。

そして少し傷んでいる物は傷んでる個所を取り除いていきます。

取り除き終了。
傷んでる所を取り除くのが、またなかなかに面倒くさい。

少し傷んでたいちご達は、このまま食べるのには少し抵抗があるので、毎年これを使っていちごジャムを作っています。

今回ジャムを煮ようとした瞬間、帰宅した息子が「俺も手伝いたい!」と寄ってきました。

彼はたいそう甘党なので、この毎年のイチゴジャムをとても楽しみにしています。

せっかくなので、今年は二人でいちごジャムを作りましょうか。

今回も記録をとっていきたいと思います。

あくまで記録なので至らないらない点などもありますが、記録ということで大目に見てくださいね。

毎回ジャムを作る時に必ずやること①砂糖の基本の分量とレモン汁の効果

私がジャムを作る時は『きのう何食べた』という漫画の作品の1巻のレシピを参考にしています。

『きのう何食べた』では2パックのいちごに対して180gの砂糖を使っていましたが、すぐに食べきる予定なので砂糖の量が少なめになっているそうです。

長期保管を考えるなら果実の重量の半分の重量の砂糖を使います。
うちはジャムを作ってもすぐに食べきれないのと、とても大量ないちごをもらうこともあるので、長期保管を考えての分量で作っています。

『きのう何食べた』でも、私も、いちごジャムを作る時にレモン汁は入れませんが、レモンを入れるとレモンに含まれているペクチンという成分の効果で
ジャムにとろみがついて発色が良くなるそうです。

昔何かの果物でジャムを作った時にかなり煮詰めてもなかなかとろみがつかなかったことがあるので、本当はレモン汁があった方が良いのかもしれません。
この時のなかなかとろみがつかなかった果物は何だったかな…。
ブラムっぽい何かだったような覚えが…。

Amazonでペクチン売ってるのを見つけました。
ペクチンってそれだけで売ってるんだ。ビックリ。

毎回ジャムを作る時に必ずやること②瓶の煮沸消毒

私はジャムを作る時は長期保管を考えているので、あらかじめ瓶の煮沸消毒をします。

①まず瓶と蓋を綺麗に洗う。

②鍋に水とガラス瓶と蓋を入れて火にかけ沸騰させて10分ほど煮る。

③蓋などは材質によって劣化しやすいこともあるので3分くらいで熱湯から出す。

④瓶と蓋は取り出したら綺麗な布巾などに瓶の蓋を下にして乾燥させる。

▼詳しい煮沸消毒のやり方は専門のサイトなどに書いてあります▼


ワタクシ的、いちごの終わりの頃に大量に貰うクズいちごで作るジャムの調理の記録

【用意したもの】
・ヘタを取って傷んでる所を取り除いたクズいちご…428g
・三温糖…220g
※果実の半分の量より少し多くなってしまったのは、鍋に直接ドカッと砂糖を入れてしまって、多くなっちゃったけど取り除けなかったから💦

①鍋にいちごと三温糖を入れて、いちご全体に三温糖をまぶすように軽く混ぜて、一時間ほど置く。
(きのう何食べたでは三時間ほど置いていました。)

三温糖をまぶしておくと
浸透圧でいちごから水分が出ます。

②鍋を中火にかけて煮る。
途中アクが沢山出るので丁寧にすくいながら煮ていく。

アクをすくうのを息子に手伝ってもらいました。
沢山アクが出るので、すくうのも一苦労。
そしてこれが、『きのう何食べた』でシロさんが
「いちごから色が抜けて白っぽくなっていく」過程の写真。
煮詰まっていくといちごから抜けた色が
いちごに戻っていきます。
シロさんが「この瞬間がキレイなんだ」と言ってましたね。
この写真じゃ伝わらないかな?

今回は途中で火加減を弱火にして、じっくりと煮ていきました。

③今回は一時間近く煮込んだところでとろみがかかってきたので火を止めて完成。

この写真撮影後に 全体的にアクをすくい取って
火を止めました。

④ジャムは熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰めていく。

と、ここで息子が一言。
「いちごをつぶしたジャムにしてほしい!つぶしてあるジャムをさらさらっとパンに塗りたい!」

私は今までいちごをつぶさないでジャムを
作ってたんですよね。
でも確かに、完全にペースト状になってる方が
パンに塗りやすいかも。

今回は息子の要望もあったので
作ったジャムの量の半分の果実を
つぶしてみることにしました。

なんで半分の量かというと
夫は潰してない方が好きだそうで。
二人で話し合いをしてもらった結果のハーフ&ハーフ。

フォークで潰してみる。
頑張って潰しますが…。
潰しにくいな。

粒状で出来上がったいちごジャムのいちごって
なかなかつぶれない…。
煮始めたころの方がつぶしやすいのでしょうか。

何はともあれ、今年も立派ないちごジャムが完成しました。

ホームセンターで売っているジャムの瓶2つ分の
いちごシャムができました。
ちなみに去年は今回と同じ瓶に4つ分でした。

使ってるのはおそらくこの瓶。
程よく小さくて使いやすい。

いちごジャムを作ってる時にすくい取ったアクの行方

「ねー、これもらっていい?」

ジャムを煮ているさなか、アクをすくいながら息子が言いました。

きのう何食べたで、ジャムを煮てる時にすくったアクは紅茶に入れたりしてると書いてあったので、我が家でも捨てないで再利用するのが定番になっています。

いつも炭酸水などを入れていちごジュースにして主に息子が飲んだりしています。

しかし残念ながらこの日は炭酸水の買い置きがありませんでした。

「じゃあ、牛乳に入れると良いんじゃない?ほら、ミルメークみたいじゃん」

ここ数か月『おいしい給食』という市原隼人さんが主演のドラマが我が家で大ブームになっているので、何かにつけて給食のメニューに出てくるもので例えるのが癖になってます。

(このドラマ最高!今上映中の映画も素晴らしかった!)

「それ、いいね!」と言って息子は冷蔵庫から牛乳を出し、自分で自家製いちごミルメークを作ります。

私はこの時必死でジャムのいちごをつぶしていました。

「できた!うまい!最高にうまい!お母さんも飲んでみる?」

ニコニコで自家製いちごミルメークを私に勧める息子。

せっかくだからと一口いただいてみると。

信じられないくらい、甘い。

「まさか、すくったやつ全部入れちゃったの?」

大さじ3杯以上のすくったいちごジャムのアクがあったはずでしたが、どこにも残ってません。

「全部入れたけど?」と息子。

息子が飲んでる大きめのコップを見ると、氷も沢山入っていてピンク色になった牛乳も入ってます。
入ってる氷の量から考えて、私が予想した牛乳の量は200~230㏄くらい。

甘すぎじゃん?
糖分取りすぎじゃん?

「入れたよー!うまい!俺にはこれがちょうどいい!」

甘みが濃すぎるからもっと牛乳を入れなさい!と指導すると、息子はしぶしぶ牛乳を足しました。

「さっきのが美味しかったなー。」
残念そうに母親好みの薄い甘さになった自家製いちごミルメークを飲み干す息子でした。

でも濃度が変わっただけで全部飲んじゃったから、トータルの砂糖の摂取量は変わらないんだけどね。

まさか一回で全部使ってしまうとは…。

今回の反省点
・鍋にいちごをが入ってる状態で砂糖を計量しながら入れるのは危険。
・いちごをつぶしたジャムを作るんだったら、煮始めたくらいに潰すのが良いのかも。
・ジャムを作る際にすくい取ったアクを息子に渡すと、その日のうちに全部飲んじゃうから注意しよう。

以上。

ワタクシ的、いちごの終わりの頃に大量に貰うクズいちごで作るジャムの調理の記録

でした。

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