Vol.144 「冷笑主義(シニシズム)」という言葉をご存知ですか?
おはようございます。
株式会社ロジック・ブレインの服部真人です。
「冷笑主義(シニシズム)」という言葉をご存知ですか?
社会全体の不安や明るい未来が描きにくい時に、時代背景が「冷笑主義(シニシズム)」という社会的価値に向かうと言われています。(MINDVOICE調べ)
「冷笑主義(シニシズム)」とは何か?
ポイントで説明すると特徴は7つあります。
① 他人への無関心
② 信頼関係の希薄化
③ 感動の希薄化
④ リスクは取らない
⑤ 今さえ楽しければ
⑥贅沢の日常化
⑦ 冷めた目線
① 他人への無関心
これは、「ソーシャルディスタンス」という人との距離の広がりが、心の距離に繋がり、無関心という傾向に発展しています。
② 信頼関係の希薄化
SNSなどの情報メディアの発達で発信型になっているため、一見コミュニケーション量は増えているように感じますが、実際は周囲から自分のことは正しく理解されていないと感じている方が増えています。
③ 感動の希薄化
感動する方が最近少なくなっているように感じます。モノや情報がありあまる現象と失望リスクを軽減するために、無意識に「感動」を遠ざけている傾向があります。
④ リスクは取らない
リスクとリターンのバランスが崩れてきています。リターンが多ければリスクも多いもの。リターンを大きく望まない傾向が高いのでリスクが少ない方に傾くようです。
⑤ 今が楽しければ
一定の生活レベルが保証された状態で生まれる、新しい価値観。人への関心が個人の関心へと向かっているようです。
⑥ 贅沢の日常化
意外に売れているのが、高級時計やブランド物。グルメや癒やし、美容など。個人の関心事には当たり前のように贅沢をし、それ以外は質素に生きるという感じのライフスタイル。
⑦ 冷めた視線
データや数字といった事実が根拠になるため、うまく言ってもここまでと、数値化してしまう傾向の人数が増えることが予測されています。
「冷笑主義(シニシズム)」の人口が増えると?!
「冷笑主義(シニシズム)」の人口が増えれば、人との関係性が非常に難しくなりそうです。
しかし、人間は一人では生きていけないので人と関係性を持とうとします。
結論「人間関係は難しい」と、今までとは違う次元でストレスが生まれるのです。
だから今こそ、「人間関係構築」を学ぶ必要性があるのでは?!
もっと感覚的に、感情的に、リスクの自由度を持った不完全な人が稀有なら、そういう人ともっと絡みたいものです。何故ならいつの時代も、稀有な人たちから新たなシナジーが生まれてくるからです。
今月最初のおすすめの記事
◆ビッグファイブ理論の特性5因子の開放特性とは?概要や特徴についてまとめて解説
毎月1日は、今月の「指針」「やるべきこと」「名言」をお送りしておりますが、この内容はおひとりづつ異なりますので、noteでは服部からのメッセージのみといたします。
気になる方は、ぜひ下記よりメルマガにご登録ください。
◉メルマガ登録はこちらから↓↓↓
◉ヒトに関するお悩み&メルマガの感想募集中!!
LB MEDIAのなかでヒトの悩みを解決します。
mail/info@lb-media.jp
いつでもお待ちしています。