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Vol.137 若手が辞めるのは仕事を譲らないベテラン社員が原因?!~気がつけば社内の平均年齢は40代~
おはようございます。
「人間理解」を追究して
ウェルビーイングな社会をつくる
株式会社ロジック・ブレイン
広報担当中川由理です。
今日の出来事
「このままだと10年後うちの会社ヤバイです!!」と真剣に話すのは社員50名ほどの50代男性T社長。近年、新卒採用はなく中途採用で20代の方を採用するのですが…と肩を落とします。
現在の社員平均年齢は40代半ば。社歴の長いベテランの定着率はいいが、若いヒトが続かないという現状だそうです。
聞けば、若いヒトが入社してもベテランの社員が教えるのはカンタンなことだけ、なかなか仕事を引き継がず、任せることもなく、最初はそれで良くても1年過ぎた頃には面白くなくなって辞めていくというのです。
ベテラン社員は、新しいヒトに仕事を譲ると自分の活躍の場が減ってしまうという懸念から、そのような行動に出るのではないかということですが、
T社長は、若いヒトにどんどん任せて、ベテランは管理にまわってほしいと何度伝えても思うようにはいかないとのこと。
上司の仕事は自分の部署の目標達成はもちろん、1人ひとりが楽しくやりがいを持てるように管理するのも仕事のひとつだと心の中で思うT社長が一言。
「若いヒトに仕事を譲らないと!」
考えることは色々ありますが・・・
本日ご紹介するのは
◆コンピテンシーとは?基礎から人材評価・採用に活かす方法まで解説
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コンピテンシーとは「もっともお手本にしたい、特に優秀で成果を生み出せる社員の行動特性」のことで、導入は、時間がかかり評価者の負担も大きいようですが、メリット・デメリットをしっかり捉えて検討したいものです。
それにしても…
「若いヒトに仕事を譲らないと!」と話すT社長の言葉が気になり、さらに聞いてみました。すると、そのヒトでしかできない仕事以外も分担しようとせず、1人で抱え込むヒトは評価しにくいとのこと。評価が下がると懸念している本人の心配とは逆のご意見でした。
それなら少々失敗することは承知の上で、新しい視点で捉えて取り組んでもらえる「やる気満々の新入社員」にさっさと引き継いで、ベテランにしかできないことを考える方が、本人はもちろん会社も成長しそうですね。
会社の規模によって悩みはそれぞれですが、そんなことを言っている間に「令和生まれのヒト」が入社してくる時代はすぐにやってきます。
「平成生まれのヒト」と一緒に働くことにドキドキしていた10数年前を思うと、相手に変化を求めるのではなく、自分が変化する方が面白い!と思うのでした。
また…先日こんなことを教わりました。「誰かを指すとき、残りの3本の指は自分を指していることに気を付けなさい」と。相手を指す(指差す)と中指・薬指・小指は自分の方を向いており、結局矢印は自分に向いているのだそうです。
ついつい、問題があるのは「あちら側」だと考えがちですが、そうでもなさそうですね!いろんなことを考えさせられる一言でした!!
それでは今日はこの辺で。
また来週水曜日に!!
書いているうちにヒシヒシと
時代を感じる中川でした!!
次回もどうぞお楽しみに…
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