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Vol.36 2021.6.1〈今月の指針・やるべきこと・名言〉

〜グーグルが出した結論。『心理的安全性って?』〜

おはようございます。
株式会社ロジック・ブレインの服部真人です。


最近は、新聞を見てもサイトの広告を見ても目に止まるのは、
コロナと人の問題ばかりですね。

その分野にテクノロジーも入ってきて、人という問題をテクノロジーが
どんどん可視化していく時代になってきました。

その流れに、個人として経営者として、父として向き合っていかないといけないと思っております。

そんな中で、グーグル社が発見した【人】についての事例をお伝えします。
これは、経営者だけではなく時代の流れを知る一つの情報として理解していただければと思います。

グーグル社が『効果的なチーム』を定義するために、
グーグル社内で180チーム(プロジェクトチームが115。営業チームが65)のデータを収集してチームの効果を測定しました。


その結果を5段階に分けて説明しています。

① インパクト
チームメンバーは自分の仕事について、意義があり良い変化を生むものだと思っている。

② 仕事の意味
チームメンバーは仕事が自分にとって意味があると感じている。

③ 構造と明確さ
チームの役割、計画、目標が明確になっている

④ 相互信頼
チームメンバーは他のメンバーが、仕事を高いクオリティーで時間内に仕上げてくれると感じている

⑤ サイコロジカル・セーフティー(心理的安全性)
チームメンバーがリスクをとることを安全だと感じ、お互いに対して弱い部分もさらけ出すこともできる

この、⑤が最上級なのです。

今までの上司部下の関係の中にパワハラがあれば⑤は存在しないのです。

パワハラがダメだという漠然とした話ではなく、

心理的安全性のあるチームを作るには、厳しく追求する上司や恐怖を与えるような環境は存在してはいけないのです。

これは、家族やスポーツ、コミュニティーなども考えられます。

上位の人間が失敗をさらけ出さないと、そのような空気は生まれません。


心理的安全性のあるところにこれから人が集まります。

そのことを理解して、コミュニティーやチームを作られると良い空気が流れ継続・発展につながっていくのでしょう。

これらは、時代の流れが生んだニーズなのですから。


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