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条文サーフィン~行政手続法の波を乗りこなせ!!~<第32回>「第三十二条(行政指導の一般原則)」
読み易さは正義!!
「読み」のハードルを下げて、
最速で法令の条文を読んで理解する
「条文サーフィン」。
「条文サーフィン」は、平面的な条文を立体的に読み込む一つの試みです。
条文サーフィン
【行政手続法】編の
はじまり、はじまり。
さて今回は、行政手続法の「第三十二条(行政指導の一般原則)」です。
【行政手続法】 >「第四章 行政指導」(第三十二条―第三十六条の二)より。
では早速、「条文構造」を意識して編集した法令の条文、その一行一行を「波」に見立てて、かるーく乗りこなす「条文サーフィン」を始めましょう!!
〇行政手続法(平成五年法律第八十八号)
(行政指導の一般原則)
第三十二条 行政指導にあっては、行政指導に携わる者は、いやしくも当該行政機関の任務又は所掌事務の範囲を逸脱してはならないこと及び行政指導の内容があくまでも相手方の任意の協力によってのみ実現されるものであることに留意しなければならない。
2 行政指導に携わる者は、その相手方が行政指導に従わなかったことを理由として、不利益な取扱いをしてはならない。
(行政指導の一般原則)
第三十二条
行政指導にあっては、
↓
行政指導に携わる者は、
↓
いやしくも
↓
当該行政機関の任務又は所掌事務の範囲を
↓
逸脱してはならないこと
↓
及び
↓
行政指導の内容が
↓
あくまでも相手方の任意の協力によってのみ
↓
実現されるものであることに
↓
留意しなければならない。
2 行政指導に携わる者は、
↓
その相手方が行政指導に従わなかったことを理由として、
↓
不利益な取扱いをしてはならない。
(※行政手続法=令和6年9月26日現在・施行)
以上が、行政手続法の「第三十二条(行政指導の一般原則)」です。
ここまで読んだ貴方は、読む前の貴方とはちょっと違うはず。その違いが「条文サーフィン」を続ける意味です。
ここだけの話。
「テキスト」を読んでから「条文」を読むより、先に「条文」を読んでから「テキスト」を読む方が理解がグーンと進みます。理解のカギは「先に疑問を持つこと」です。そうすることで、「テキスト」が”宝物”になります。
イチから条文を読まないから、
速く読めて理解できる。
それが「条文サーフィン」。
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"条文を読むコツ"が自然と身につく、
紙の六法で読む前に
”読む六法(学習六法)”をどうぞ。
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<こっそり☆おまけの穴埋め問題>
[行政手続法]
〔問 題〕次の条文中の( )内に入る語句はそれぞれ何か。
(行政指導の一般原則)
第三十二条 行政指導にあっては、行政指導に携わる者は、いやしくも当該行政機関の任務又は所掌事務の範囲を( )してはならないこと及び行政指導の内容があくまでも相手方の( )の協力によってのみ実現されるものであることに留意しなければならない。
2 行政指導に携わる者は、その相手方が行政指導に従わなかったことを理由として、不利益な取扱いをしてはならない。
〔解 答〕
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( 逸脱 )、( 任意 )でした。
(行政指導の一般原則)
第三十二条 行政指導にあっては、行政指導に携わる者は、いやしくも当該行政機関の任務又は所掌事務の範囲を( 逸脱 )してはならないこと及び行政指導の内容があくまでも相手方の( 任意 )の協力によってのみ実現されるものであることに留意しなければならない。
2 行政指導に携わる者は、その相手方が行政指導に従わなかったことを理由として、不利益な取扱いをしてはならない。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!!
ではまた。(^^)/
前後際断(ぜんごさいだん)。