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条文サーフィン~行政手続法の波を乗りこなせ!!~(通読版)

この記事は、連載記事「条文サーフィン~行政手続法の波を乗りこなせ!!~(全48回)」のメインの条文部分を一本にまとめたものです。通読用、速読用、行政法入門(法学入門)用としてお役立てください。急がば回れ。法律の条文をまず国語レベルで読みこなす体験ができます。



以下、<法律の目次>→<条 文>→<条文見出し一覧>の順です。



<法律の目次>

〇行政手続法(平成五年法律第八十八号)

第一章 総則(第一条―第四条)
第二章 申請に対する処分(第五条―第十一条)
第三章 不利益処分
 第一節 通則(第十二条―第十四条)
 第二節 聴聞(第十五条―第二十八条)
 第三節 弁明の機会の付与(第二十九条―第三十一条)
第四章 行政指導(第三十二条―第三十六条の二)
第四章の二 処分等の求め(第三十六条の三)
第五章 届出(第三十七条)
第六章 意見公募手続等(第三十八条―第四十五条)
第七章 補則(第四十六条)

(※行政手続法=令和6年9月26日現在・施行)






<条 文>

〇行政手続法(平成五年法律第八十八号)


第一章 総則


(目的等)
第一条 この法律は、処分、行政指導及び届出に関する手続並びに命令等を定める手続に関し、共通する事項を定めることによって、行政運営における公正の確保と透明性(行政上の意思決定について、その内容及び過程が国民にとって明らかであることをいう。第四十六条において同じ。)の向上を図り、もって国民の権利利益の保護に資することを目的とする。
2 処分、行政指導及び届出に関する手続並びに命令等を定める手続に関しこの法律に規定する事項について、他の法律に特別の定めがある場合は、その定めるところによる。

(目的等)
第一条

  この法律は、
   ↓
  処分、行政指導及び届出に関する手続
   ↓
  並びに
   ↓
  命令等を定める手続に関し、
   ↓
  共通する事項を定めることによって、
   ↓
  行政運営における公正の確保と透明性
   ↓
  (行政上の意思決定について、その内容及び過程が国民にとって明らかであることをいう。第四十六条において同じ。)
   ↓
  の向上を図り、
   ↓
  もって
   ↓
  国民の権利利益の保護に資すること
   ↓
  を目的とする。

2 処分、行政指導及び届出に関する手続
   ↓
  並びに
   ↓
  命令等を定める手続に関し
   ↓
  この法律に規定する事項について、
   ↓
  他の法律に特別の定めがある場合は、
   ↓
  その定めるところによる。


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