手紙をあげた人は覚えていない

という話をこの間お友達としたことを思い出した。

今日、実家で、引っ越す際に纏めてまだ荷解きをしていない箱を整理整頓した。大半が卒業アルバムとか写真とか捨てにくいもので、また、多くは兄弟のものだった。
中には私が過去にあげたのであろう、☆○へ、▽◇よりというピカピカ文字と周りにキラキラシールを貼りまくっている手紙が複数見つかった。うわ〜〜〜捨ててえ！！捨てていいか？！の巨大感情を堪え、静かに怒りを込めながら再度封印した。偉い。

物も言葉も発信側は覚えていないことが多い。というか、私は覚えていない。記憶能力が低いというのもある。

でも、貰った側は結構覚えている。私は、手紙こそ引越しのタイミングで供養してしまったものも多いけれど、物に関しては、使い切るまで/壊れるまでは大切に扱うようにしている。

だから、兄弟が私の言葉を大切にしまっておいてくれたのは嬉しいことでもある。けどさ！！だったらそんなまだ引越し業者の段ボール箱のまま置いといてくれるな！と言いたい。やっぱりこっそり処分するべきだったかもしれない。