膝痛の原因は靴の履き方にあり
膝を曲げて歩くと身体を傷めます。
先日見かけた小学生が膝を曲げて足首を捻りながら歩いていました。
その日のクライアントさんも膝を曲げて歩く癖があり、ふくらはぎが硬くなっていました。
膝を曲げて歩くと、格好悪いだけでなく、膝や腰に負担が大きくかかります。
なぜ負担のかかる歩き方をしてしまうのでしょうか?
日本人は靴を履いて上手に歩けません。
それは靴を履くという歴史が浅く、靴に関する知識が不足していることが大きな理由です。
日本で洋式の靴を履くようになったのは、江戸時代末期から明治時代初期の頃。
その頃はまだ軍靴に限定されていました。
一般には土足厳禁の日本家屋において履物を脱ぎ履きする煩わしさから、靴よりも下駄や草履が利用されていました。
第二次世界大戦後から、アメリカ化が進み、1950年代中頃から男性を中心に革靴を履くことが一般化しました。
そして1960年代にはようやく戦前の生活水準まで立ち直り、欧米のファッションが一般に普及し始めます。
1970年代になり、日本人のライフスタイルが急速にアメリカ化し、その流れで若者も靴を履くようになりました。
しかし、靴の正しい使い方については輸入されませんでした。
そして今でも靴についての正しい知識は、一般に浸透していません。
キツイからと大きめのサイズを選び、合わない靴を平気で履いています。
サイズの大きな靴を履くと、足が靴の中で動いて安定しません。
靴が脱げないように、靴の中で足がぶれないように、膝を曲げてペタペタと歩くようになったのです。
正しく靴を履いて、正しい歩き方を身につければ、足を傷めることもありません。
そして靴も長持ちします!
楽歩レッスンでは、身体の整え方と正しい歩き方をお伝えします。
オプションで、足のサイズ測定と靴の選び方、履き方を教えます。
正しい歩き方と靴の選び方、靴の履き方を知りたい方は、楽歩DAY・楽歩レッスンにいらしてください!
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