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宇宙を夢見る次男と、未来を導くメンターの対話

以前からお世話になっている元ホテル支社長のメンターが、子ども向けにホスピタリティについての本を執筆したいとのことで、次男を連れて一緒に食事をしながらお話しする機会を持ちました。

訪れたレストランは、豊洲の三井ガーデンホテル36階に位置する「THE PENTHOUSE with weekend terrace(ザペントハウス ウィズ ウィークエンドテラス)」。豊洲駅直結で、レインボーブリッジや東京タワーなど、東京湾の美しい夜景を一望できる素晴らしい場所です。メンターと次男が初めて会うこの日、最初は少し緊張気味の次男でした。しかし、メンターの興味深い話や、次男の話に真剣に耳を傾ける姿勢を見て安心し、次第にリラックスして会話を楽しむことができました。

次男とメンターの会話の中で特に印象的だったポイントをまとめました。レストラン情報も合わせてご紹介します。

次男とメンターの対話—ホスピタリティ、夢、そして生きる意味

🌼 子どもとホスピタリティ
ホスピタリティは、子どもたちの日常生活の中にも根付いている。例えば、孫が「おばあちゃんが大好き」と言って喜ばせる行為も、ホスピタリティの一つである。これは、相手の感情を大切にし、思いやりを持って接することから生まれるものである。

🎁 ホスピタリティはギフトである
ホスピタリティは、時にギフトとも言い換えられる。相手を喜ばせるための行動や言葉は、相手にとっての特別な贈り物となる。子どもたちは、無邪気な言葉や行動を通じて、ホスピタリティを自然に表現することができる。

🌎 アメリカでの資産形成
メンターは長野の商業高校を卒業後、ホテルスクールに進学し、アメリカのホテルでキャリアをスタートさせた。

🧠 ユダヤ人の思考
20代の頃、仲の良いユダヤ人の友人たちと出会い、「お金を貯める」のではなく「増やす」ことを意識するようになった。この考え方に影響され、投資を始め、相当な資産を築くことができた。

💼 バンカーとの付き合い方
アメリカで築いた資産は今もアメリカの銀行で管理されており、信頼できるバンカーが担当している。最近、そのバンカーが引退し、新たな担当者を紹介してもらった。バンカーとの信頼関係が資産運用の安定に繋がっている。

🚀 宇宙飛行士への夢
メンターから「将来の夢」を尋ねられた次男は、「宇宙飛行士になって宇宙に行くこと」と答え、そのための詳細なロードマップを語った。

🌐 語学スキルの習得
宇宙飛行士に必要な語学力として、まず英語を学び、次にロシア語も習得する計画である。ロシアの宇宙飛行士との協力ミッションのためには、母国語でのコミュニケーションが重要であると考えている。

🌌 宇宙の成り立ちに関する知識
宇宙の成り立ちや太陽の光、ブラックホールについても熱心に語り、聞く人を引き込む。

📏 3次元と4次元の考察
メンターからの質問に対し、次男は3次元と4次元の観測方法について話し始めた。

🌠 時空の歪み
時空が歪むことで、人や物が突然消えたり現れたりすることがあるかもしれないという仮説についてメンターと話し合う。「人が消えた」「消えたと思っていた人が現れた」といった話も、時空の歪みが原因かもしれないと考えている。

未来の存在
未来は確かに続いていくものではあるが、実は「今」の連続に過ぎないのではないかと次男は考える。「未来」という概念そのものを問い直させる視点である。

🌿 自然界の破壊
地球には多くの生命が存在し、自然の法則がそのバランスを支えている。しかし、人間だけがその法則を乱し、破壊している。

💭 一生考え続けたい
次男は思索こそが生きる理由だと語る。「答えが見つからなくてもいい。ただ考え続けたい。考えることがなくなれば、虚無、つまり死に近づくことだ」と語った。次男にとって「思考」とは、人間らしく生きるための源泉なのかもしれない。

豊洲で過ごす上質なひと時

今回訪れたレストランは、豊洲の三井ガーデンホテル36階にある「THE PENTHOUSE with weekend terrace (ザペントハウス ウィズ ウィークエンドテラス)」。有楽町線の豊洲駅直結なのでアクセスがとてもよく、時々利用しています。

メンターとは、これまでに南極料理のお店や青山のレストランなど、何度か食事をご一緒させていただいています。気さくな方なのでカジュアルなレストランも喜んでくれると思いますが、今回のように深いお話をしたいときには、サービスの質が高く、美味しい料理が楽しめる静かな場所が理想。

この「THE PENTHOUSE with weekend terrace (ザペントハウス ウィズ ウィークエンドテラス)」は、メンター自身もお気に入りということで、選ばせていただきました。期待を裏切らない味と接客で、とてもよかったです。

地上1階からはいる時は、写真正面のビルを右手に曲がり、正面のガラス扉を超えた先にある少し奥まった入り口から中に入ります。けっこうわかりにくいので注意が必要。
三井ガーデンホテルのロビーへと続く通路。奥に進み、右にまがってすぐのところにあるエレベーターで36階までいきます。
三井ガーデンホテルのロビー。写真左手奥がレストランです。レストラン入り口わきに夜景が見渡せるバーが。
窓から見渡せる東京湾の夜景。写真中央奥に見えるのがお台場のレインボーブリッジ。
レストラン内。左と奥のシートからは夜景が見渡せます。写真右側はオープンキッチン。
写真奥の窓ガラス脇のテーブルに案内してくれました。
本日のコースメニュー(9500円)。一人分でも注文できました。
アミューズ(小さな前菜)「自家製リコッタチーズ モルタデラ」「秋刀魚のクロスティーニ」
前菜「しめ鯖とシイタケのタルタル 柿と燻製クリーム」
スープ「秋茄子のスープ カシューナッツを添えて」
魚「本日鮮魚のサルタート 椎茸、蓮根のグリビッシュソース」

サルタートは、イタリア語で「軽く炒める」の意味。グリビッシュソースは、フランス料理由来のソース。マヨネーズをベースに、細かく刻んだハーブやピクルス、ケッパー、そしてレモン汁などを加えたもの。
山葡萄のグラニテ サングリア仕立て
肉「岩手県産中豚のアッロースト ごぼうのピューレ リンゴのチャツネ」
デザート「トルタ・ディフォルマッジ さつまいもと秋の風味を添えて」
コーヒー
次男が注文した「奥久慈卵と黒トリュフのカルボナーラ」(2800円)

「また年明けに集まりましょう」ということで、この日は幕を閉じました。

現在11歳の次男は、学校で友達はいるものの、彼が話したいことに興味を持ってくれる人が少ないのが悩みです。今回、メンターとの対話が実現したことで、次男にとって非常に満足度の高い時間となったようです。メンターの豊富な経験や知識に触れながら、自分の夢や興味を語る機会を得られたことは、次男にとって大きな刺激になったと思います。普段の生活ではなかなか味わえない貴重な体験で、今後の成長にも良い影響を与えてくれるのではないかと期待しています。


フィリピンセブ島の孤児院で出会った子どもたちをサポートします😊✨✨子どもたちが大人になったとき、今度は誰かをサポートしてあげられたら素敵ですね❤️