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【恋愛小説】これを愛と言うのか、忘れたいと思うのか(14)完結

 ユキと出会う前は、憎悪や執着や醜い感情にも気が付かずにいれたけど、半世紀、愛を知らないで生きていたから。その感情に翻弄されるのが嫌で、俺は逃げていただけだった。

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