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【連載恋愛小説】これを愛というのか、忘れたいと思うのか

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間も無く50歳になる、桜井貴哉。1人の女性の出会いから、心を無くしていた自分に気がつき、心を取り戻していく。愛するほど、憎悪も味わうことを初めて知る。切なく優しい愛のカタチ。
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2024年11月の記事一覧

【恋愛小説】これを愛と言うのか、忘れたいと思うのか(8)

 男は、強く居なければいけないという価値観の中で育てられる。弱音をはくことは、恥ずかしい…

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仲宮サナ
3か月前
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【恋愛小説】これを愛と言うのか、忘れたいと思うのか(9)

 俺は特に、地位や収入といった欲もない。  ユキがずっと笑顔で幸せでいられるなら、辞める…

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仲宮サナ
3か月前

【恋愛小説】これを愛と言うのか、忘れたいと思うのか(10)

 朝食をとり、ユキを駅に送った。  ユキは、まだ一緒に居たそうだったが、そっと手を離して…

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仲宮サナ
3か月前
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【恋愛小説】これを愛と言うのか、忘れたいと思うのか(11)

 顧客開拓がうまくいかない。  起業で最初に躓くところとって言うのは本当だったんだな。 …

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仲宮サナ
2か月前
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【恋愛小説】これを愛と言うのか、忘れたいと思うのか(12)

  それから、上がったり下がったりを繰り返していたけれど、3年かけてやっと目標を達成でき…

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仲宮サナ
2か月前
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【恋愛小説】これを愛と言うのか、忘れたいと思うのか(13)

 外に出たら、ふーちゃんがユキに抱きついて泣いていた。  ユキは、優しくふーちゃんの頭を…

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仲宮サナ
2か月前
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【恋愛小説】これを愛と言うのか、忘れたいと思うのか(14)完結

 ユキと出会う前は、憎悪や執着や醜い感情にも気が付かずにいれたけど、半世紀、愛を知らないで生きていたから。その感情に翻弄されるのが嫌で、俺は逃げていただけだった。

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