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#282 会議に必要な人数を考える

毎日のように実施される
打ち合わせ、会議。

少しうんざりしてしまう
と言う方はいらっしゃいませんか。

「会議はしない」という会社もありますが、
多くの会社では会議は必要なもの、
としてなくすことが難しいのではないでしょうか。

そんな会議ですが、いざ参加してみたものの

「これは自分に全く関係ない話では」
「雑談や不満だらけで、会議として成り立っていないのでは」

と感じてやる気がなくなった
という方もいるかもしれません。

ほとんどなにも発言もせず、
会議中は眠気をおさえることだけに必死という状態……。

これでは時間がもったいないですよね。

今回は会議の人数に注目して、
会議の生産性を上げるためにできることを
お伝えします。

1.会議をする時の原則

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あなたは、会議室の扉を開けた瞬間に
10人も20人も参加者がいたら、何を思いますか。

参加者の数を見ただけで
「自分が参加する意味はあるのか」
と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

参加人数が多ければ「会議」らしく見えますが、
一定の人数を超えると会議として成り立たず、
全く話が進みません。

「関係者は全員呼ぶ」という会議は多いですが、
会議の効率を上げるための参加人数は
「最小」にするべきと言われています。

2.会議の適正人数

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適正人数は4~6人、多くても10人以下です。

人数が多すぎでも、少なすぎても
デメリットがあります。

ここではそれぞれのデメリットをお伝えします。

【人数が多すぎる場合】
✓ 発言しにくく、実際に発言するのは限られた人だけになる
✓ 多くの人が発言すると意見がまとまらず、整理するだけで一苦労する
✓ 各人の緊張感がなくなる

人数が多ければ多いほどアイデアがでるかというと、
そうでもありません。

実際に発言しているのはほんの少人数で、
しかも限られた人になることが多いです。

こうなると、意見したくてもなかなか手を挙げづらく、
せっかくの会議も効率が悪くなります。

仮に、参加者全員が発言すると意見がまとまらず、
内容や要点を整理するだけで相当な時間がかかります。

気づけば議論が脱線し、会議の目的を見失ったまま
時間切れということも珍しくありません。

また、参加人数が多すぎると
緊張感がなくなることも懸念されます。

【人数が少なすぎる場合】
✓ 違った意見や新しい提案などがでにくい
✓ 会議で決まった内容が覆りやすい

人数が少ないと、話がまとまりやすく時間も短い
というメリットに目が行きがちです。

しかし、人数が少なすぎると
違った意見や新しい提案などがでにくく、
会議がマンネリ化してしまう可能性があります。

新しい企画や提案が必要な場合は、
人数が少なすぎるとデメリットになります。

また、あまりにも人数が少なすぎると、
会議で方針が決まった後に覆る場合も。

キーパーソンには必ず会議に参加してもらう、
など他の部分で下準備をしておかないと、
結果として効率が落ちてしまう場合もあります。

3.会議に必要な人とは

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先ほど少しお伝えした通り、会議を開くときに
必ず必要な人、そうでない人がいます。

誰を参加させるべきか迷われる方も多いと思いますので、
よければ以下を一つの基準として考えてみてください。

(1) 会議に必要な人
ずばり「会議に貢献できる人」です。

会議には必ず目的があります。

✓ 会議をおこなう理由と目的を理解し、参加できる人
✓ 自分の考えや意見をしっかり発言できる人
✓ 他人の意見に耳を傾けることができる人

を選ぶと会議が円滑に進みやすくなります。

(2) 会議に不要な人
さきほどの逆で、「会議に貢献できない人」
声をかけるべきではないでしょう。

例えば、

✓ 発言意欲のない人
✓ 自分の意見ばかりを主張する人
✓ 他人の発言を最後まで聞けない人

に声をかけると、結果として、
組織全体の効率が下がることが多いです。

会議の進行を必要以上に妨げる場合もありますので、
声をかけないのが無難です。

新たな発想やアイディアが浮かばなく
なってしまいますからね。

4.まとめ

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いかがですか。

これまでなんとなく参加していた会議の中に
「出席する必要なかったな」
と思うものがあったかもしれません。

できることなら、一秒たりとも
時間を無駄にはしたくないですよね。

会議を効率よく、充実したものをするためには
「参加人数と人選」は大きなポイントになります。

この2つのポイントをおさえて、
少しでも生産性の高い時間にしていただけたら嬉しいです。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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