自律神経失調~体の異常に気付くまで①~

このnoteでは、地方紙記者5年生が経験した自律神経失調による体の異常から回復の過を記します。

自己紹介:サツ担5年目の記者です。

私は地方の新聞社に勤務する社会人5年目。長らく警察担当(サツ担)を任されてきた。地方の総局を経て、4年目から社会部へ。

「栄転おめでとう」と言われるようなキャリアを少しずつ築いているような錯覚に陥っていた。が、5年目にして「体と心のバランス」を崩し、「うつ状態」の診断書で休職する事態にまでなった。じわじわと耐えてきた不調が一気に現れたようだった。

知らず知らずにストレスが体をむしばむ

【1~2年生】昼夜問わずスマホが鳴り続け、疲労感は毎晩マックス。コミュニケーションが取れない上司を持つも、職場の先輩同僚に支えられてどうにか仕事をこなしていた。下っ端ゆえにあらゆる注文、指令がとんでくる。一つ一つかなり真面目にやっていた。当時、彼氏だった夫に怒鳴りまくってストレス発散する日々。結婚までに両家の間でも紆余曲折あり、毎晩飲酒しないと寝られない体になった。

【3年生】後輩ができ、少し仕事が楽に…と思ったが、オンされる仕事が増えただけ。入籍、結婚、ハネムーン、披露宴の間に連載を3本。この頃から2カ月に一度、偏頭痛と過呼吸の症状が現れるが、いずれも飲酒したときだけ。飲酒量はビール350ミリに日本酒かワインを2杯程度に増えていた。

「華の栄転」後の悲劇

【4年目】社会部に転勤。後輩の指導係になる。飲み会が半端なく多く、週3、4回は外食。深酒。休みの日は起き上がれないほどの疲労感。休みの日に12時間以上寝てやっと体力が回復する感じ。10月から新しい役職を任され、かなり几帳面に神経を使う仕事していた。

11月に今までにないレベルの偏頭痛。即脳神経外科を受診。MRI異常なし。そこで漢方を出してもらいながら様子を見るも、12月に貧血でぶっ倒れる@風呂場。年末の飲み会はほぼ毎晩だった。

この頃から、

・頭痛(頭を締め付けられるような感じ。こめかみの痛み)

・耳鳴り(高音を聞くと耳の内側が痛くなる)

・めまい立ちくらみ(起きだちや急に立つと目の前が真っ暗になる)の症状が出るように。

追い打ちになったのは…

【5年目】1月に入り、急性咽頭炎。2月をまたぐ時にインフルエンザA型。3月末にカンピロバクターで急性腸炎。4月に新型コロナで緊急事態制限が出て仕事をセーブできるように。

しかし逆に飲酒量が増えて、楽天で頼んだワイン6本を平日5日で消費するような生活を送ってしまう。これではいかんと4月末に飲酒断ちを決意。なぜか5月になると、食事を吐いてしまうように。

6月、繁忙につき、毎日が地獄。寝られない、食べれない、頭痛、めまい、耳鳴り、こむら返り、胸の痛み、胃の上が痙って痛いなど。

食事をしようとしても、選ぶ元気がなくて毎日グラノーラとヨーグルト。噛む元気すらない。5キロ痩せた。マルチタスクができなくなり、料理が苦痛になる。音に異常なストレスを感じるなど。

7月、体に力が入らず、倒れる。この間、漢方を出してもらいながら、消化器内科や脳神経内科を受診。検査するも異常なし。最後は心療内科しかないと思い、8月に受診。

自律神経失調の症状ありと不眠症の診断を受ける。産業医からもドクターストップがかかり、役職を降りることに。社内であらぬ噂が流れ、心身ともにストレスマックス。

え、私、うつっぽいかも…

9月、毎日仕事をこなすも、いろんな感情(主に悲しみ)がわき上がっては消え、そのたびに涙が出るように。

「あ~最近泣いてないから、涙が出るんだな~」くらいに昼間は思うが、夜は寝ようと思っても悲しくて悲しくて寝付けなくなるレベルに。

9月中旬、ショックな出来事があり、完全に感情が崩壊。1日に何回泣くねんのレベルで、自然とジョーって涙が出てくるように。

10月、休職しようと迷っていたところ、これまた普段なら冷静な考えができるのに当時の自分にとっては大ショックな出来事があり、過呼吸からの全身の震え、涙が止まらない、動悸などが出て会社でぶっ倒れる。

→こうして私は1カ月に休職に入ったのでした。

次のノートでは最初に異常を感じ始めた11月を振り返ります。

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