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【考察・解説】Twelve Minutes | ループの真相は実は〇〇!?警官と父親とは!?真エンディングから読み解くどんでん返しとは!?

今回は、話題のTwelve Minutesの解説・考察動画です!

今作は、映画「シャイニング」だとか、「メメント」なんかの影響も感じられるかなり映画的な作品でしたが、このチャンネルの動画のコメント欄でも、わりと混乱しているようなコメントを見かけるので、エンディング部分の個人的解釈を解説していきたいと思います!
また、今回の動画こそ、今作のトゥルーエンドはこれだ!ってのをちゃんと理由もつけて、解説していきます。

《↓↓↓動画版はこちらから↓↓↓》

《ストーリーのおさらいと表層的プロットツイスト》

「Twelve Minutes」は、同じ12分間も何度も何度も生きることになるループ系のアドベンチャーゲームです。

《あらすじ》
ゲームは、夕方、主人公の男がアパートに戻ってくるところから始まります。すると、主人公の妻は、主人公へのサプライズのためにデザートを用意して待っているのです。しかし、このデートナイトは、自称警官だという怖いひげ面の男、ウィレム・デフォーが押し入ってくることで台無しになってしまいます。そして、彼は、主人公の妻が8年前に父親を殺害したとして、妻を逮捕します。彼は彼女に「懐中時計」について問いただしますが、それに答えないせいで、主人公は、デフォーに首を絞められ殺されてしまいます。ここで、また家に帰宅したところからリスタートされるのです。

ということで、ここから本題に入っていきますが、今作は「ストーリー」が全てです。
ここから先のネタバレは、これから遊ぼうと思っている人は絶対に見てはいけません。

この動画をご覧のみなさんのほとんどはゲームのエンディングまでの流れを
知っているかとは思いますが、もう一度確認していきましょう。

今作のまず最初の表層的なプロットツイストとしては......

8年前のクリスマスに父親を殺したと思っていた妻は、実は父親殺しの真犯人では無く、彼女の父親は、その8日後の大晦日に別の何者か「モンスター」という者に殺されていたことが判明。そして、どうやらその「モンスター」は、過去に父親が不倫していたベビーシッターとの間に作った子。ようは、妻にとっての異母兄弟だということが判明。そして、その父との不倫相手のベビーシッターの名前が「ダリア」だったことが判明。
そう、夫である主人公は、妻の異母兄弟でありながら、父親殺しの真犯人だったということが判明するのです。

そして、その後の展開がよく分からないのです。
このチャンネルの動画でも、たくさんコメントをいただきました。
「髪の毛が生えてるのは誰?」「警察なの?父親なの?」みたいな。
ということで、ここからは最後のエンディングの考察をしていきたいと思います。
あくまで、考察です。良くも悪くも決定的な証拠があまりにも少なく、何も結論を下すことは出来ないのが現状です。そちらを了解の上でご覧ください。

《真エンディングとメインメニューの関係》

今回解説する説の根拠というのは今作のトゥルーエンドです。
実は、このチャンネルの「ループエンド攻略」と現在題している動画は、元々「真エンド」とかタイトルつけて公開してしまったのですが、大噓つきました。申し訳ない。々「真エンド」とかタイトルつけて公開してしまったのですが、大噓つきました。申し訳ない。

それと、今回紹介するエンディングがなぜトゥルーエンド/真エンドとしているかというと、メインメニューから「続行」もしくは「CONTINUE」という文字が消えることからそう判断しています。

このチャンネルの今作の生放送動画冒頭、もしくは最初から最後までの一挙プレイの動画を見ていただければ分かると思うのですが、これ両方とも完全に初起動プレイになってるんですが、最初からメインメニューには「CONTINUE」しか無いんですよね、「NEW GAME」が無いのです。

ということは、今作は実は、このチャンネルで出した一挙プレイ動画の
メディテーションを経て、全てを忘却するというエンディングの後から始まるのです。

そして、またこの同じループをプレイしていくと...。
そういった流れのゲームになっています。
まず、これがある意味一つ目の解説になっていますね。

ということで、まずは、本当の真エンドを見ていただきましょう!
とか言って、さらに別のエンディングが発見され始めてたら申し訳ない!
※動画版では、ここでトゥルーエンドのカットシーンが流れます。


さて、どうだったでしょうか?
この主人公の想像力を称える台詞、そして「お前が作り上げた物語」という台詞から。今作が「残念ながら」すべて頭の中の出来事、けっきょく夢落ちだったことが推測されます。
正直、この「すべて頭の中の出来事」説というのは、ループエンドでも想像はついていたのですが、そこをさらに補強する証拠になったという形ですね...。

これが全て主人公の頭の中の出来事だとすることで、様々な言い訳が出来るようになります。というか、なんでもアリになります。
そのうえ、それを断定する決定的な証拠も無く!
プレイヤーに判断を委ね切ってしまう、温まり切ってない脚本な気がして、なんとも煮え切らない気分なんですが...。

ただ、ここで終わってしまっては、こちらも面白くないので。
今回もいろいろな仮説を考えたんですが、そのうちの一つを紹介させていただきます!

《ループの真相は...!?》

「ヒプノセラピー・セッション」説
実は、このトゥルーエンドを迎えると「Mindfulness」という実績が解除されます。
日本語では、少なくともXbox Game Passでプレイした限り 「心を込めて」と訳されていますが、実はこの「マインドフルネス」という言葉は、禅的瞑想であったり、心理学用語の1つであり、催眠療法の1種の名前でもあるのです。

また、警官であり父親役のデフォーが実はセラピストであれば、今作のように精神世界に介入してくることも理にかなっていると考えられます。
正直、あまりにも乱暴過ぎだろう...というのが個人的な印象で、若干引っかかる点ではあるのですが...。

また、ヒプノセラピーであれば、何度も同じ場面を再現し解決策を模索していくことも考えられるし、あの白い、本棚に囲まれた椅子がど真ん中に置かれただけの部屋も、セラピー用の部屋と考えれば、なんら違和感も感じません。
そうすると、主人公がセラピストに、彼の姉への思いを話して、セラピストはその対処法を模索している、と言う風にも捉えられるのではないでしょうか?
また、この解釈だと、本当に現実世界で父を殺したのかも、姉を妊娠させてしまったのかも定かではなくなります。

ただ、あの乱暴さ。あの本棚に囲まれた部屋でも殺されてしまうループあるぐらいですから、あの赤い本、禅について知るされた本が好きだったのは父だったようなので、父自身が何かしらのそういったマインドフルネスを利用した催眠療法が出来たのかもしれません。
そうすれば、あの乱暴さもある程度は、うなずけるものになるかもしれません。

そして、「でもこんなに強く、こんなに深く信じ込んでしまうことは不健康だ。彼女の事は忘れるんだ。彼女に執着してばかりでは駄目だ。」と優しく語り掛けるデフォーは、ことの解決を求めているようにしか思えません。
セラピストの発言と捉えても、全く違和感を感じない台詞になっています。

さて、ということから、今作は実は「ヒプノセラピー・セッション」だった説というのはどうでしょうか?
良くも悪くも最終的解釈が、これまたプレイヤーに委ねられまくった作品になっていますので、是非、みなさんの解釈も見てみたいので、ぜひコメントよろしくお願いします!

そしてぜひ、今回の動画楽しんでいただけたようであれば、
ぜひ高評価・チャンネル登録よろしくお願いします!

また、ぜひTwitterでこの動画をシェアしたり、Twitterのフォローなんかもよろしくねがいします!その他リンクはすべて動画概要欄に貼ってありますので、ぜひご覧ください!

また今作のような複雑で難解なゲームが好きな方は、このチャンネルのアウトラスト2などの他の解説動画もぜひご覧ください!
哲学・宗教・心理学などの側面から文学的考察をした解説動画をいろいろ投稿しております!

というわけで、ぜひチャンネル登録お願いします!
では、また次回の動画で!

《動画で紹介予定がすっかり忘れていた項目》

▼妻は姉か妹か▼
今回の動画内では、ゲームの公式日本語訳に合わせて「妹」としていますが、本来は妻が2歳の時のベビーシッターということで、2歳年上の「姉」が正解です。

▼主人公の台詞「I wish I could go back and take it back!」みたいな台詞▼
戻って、とりやめにしたい、なかったことにしたいみたいなニュアンスで、プレイ時は父を殺したことなのかもしれないとも思っていたけど、この台詞は、セラピーを受ける前の状態に戻りたいということを意味してる?

▼警官の娘「バンブルビー」のシンボリズム▼
バンブルビーをパワーアニマルとして保持する者は、催眠療法士に多い。
人生の目標へ向けての不安がある時の相談相手としてもバンブルビーを選ぶと良い。

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