
エネルギー論 -自分の感覚を信じ、エネルギーに乗る-
本の概要
タイトル:エネルギー論
著者:吉良久美子
発行日:2022.1.30
発行所:廣済堂出版
評価:★★★★☆
感想
月収10万円から、3年で年商1億円になった著者が語るエネルギー論とは?
著者がYouTubeでインタビューに答えている動画を見て、興味が湧いたので読んでみた。
引き寄せの法則や願望実現系の本で『ひとりひと宇宙』という言葉は初めて聞いた。
この宇宙は一人ひとりみんな違います。つまり、一人ひとりのルールが違うということ。それぞれが自分のルールで生きることができたら、誰もが幸せになれるわけです。
ある人がAという方法で成功したからと、自分も同じ方法でやってみたとしても、成功するかどうかは分からない。
それはその人と自分の宇宙のルールが違うから。
私たちは、全員が完璧なエネルギーの中にいるのです。その中で、自分は誰と一緒にいたいのか、何をしていると心地よくリラックスできるのか、どうありたいのかをただただ追求し、そのエネルギーに乗っていけばいいのです。
何を心地よく感じ、何を不快に感じるかは人それぞれ。
それぞれ、心地よさや楽しさなど、自分の感覚を信じることが大切だと学んだ。
この本には、人生は幸せで豊かな方向に流れていて、それに抵抗しているのは自分だと繰り返し書かれていた。
つらい、苦しい、不安などを感じているのなら、宇宙が与えてくれている幸せや豊かさ、喜びのエネルギーに、抵抗しているということ。
そのおかげで、自分の人生は大丈夫だと安心することができる。
エネルギーの充電や、エネルギー漏れについて、とても勉強になった。
1 それは、やりたいことか?
2 それは、やったほうがいいことか?
3 それは、やらなければいけないことか?
この中でやめるべきものは、2の「やったほうがいいこと」。
(中略)
3の「やらなければいけないこと」は、やめてしまうと社会でひずみが起きるので、ある程度は残しておいてもいいのですが、「やったほうがいいこと」は、裏を返せば「やらなくてもいいこと」です。
わたしも、本当はやりたくないと思いながらも、やったほうがいいと思ってやっていることはないかを考えてみた。
それが、やりたくないときの料理と皿洗い。
それを徐々に手放してみたが、何も問題ないどころか、ラクだった。
夫がやってくれるというラッキーなおまけまでついてきた。
全体的にすごくよかったのだけど、1つだけ、ちょっと物申したい箇所がある。
叶えたいことが叶ったときに感じるであろう感情を先取りする、ということについて、わくわくならわくわくを、安心なら安心を、と書いてあった。
だけど、エイブラハムの感情のスケールでいうところの、1~7の感情ならどんな感情かという種類は特に関係なく、どれでもいいのでは?とは思った。
読んでいてとても安心できて、気分がよくなる本だった。