詩 「北風の五線譜」
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さいはての地に辿り着く__
水平線はそのけじめを凛として
視界を遮るものは何もない
少し荒れた波が創り出す
どこまでも続く五線譜は
終止符のない
潮風の詩を奏で続けていた
北から吹く風は
怠惰な日常を戒め
その峻険な響きをもって
訪れた者を孤独と対峙させる
遮るものなど
あろうはずはない
と風の詩が鳴り響いていた__
〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜°〜
能登半島にて撮影
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さいはての地に辿り着く__
水平線はそのけじめを凛として
視界を遮るものは何もない
少し荒れた波が創り出す
どこまでも続く五線譜は
終止符のない
潮風の詩を奏で続けていた
北から吹く風は
怠惰な日常を戒め
その峻険な響きをもって
訪れた者を孤独と対峙させる
遮るものなど
あろうはずはない
と風の詩が鳴り響いていた__
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能登半島にて撮影