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【何か一つでいいから自信がほしかった】

おはようございます。健美食料理家の井上さゆりです。

今日は、私が母になってから心からほしいと願ったものについてです。

それは、自信。

もともと特別得意なこともなく、失敗が嫌だったので何かに挑戦することもなく、

何をするにしても自分は不器用だと思い生きていました。

そんな私が母になり、可愛い我が子との生活が始まります。

家事もろくに出来ない、お料理も苦手。

そんな私の育休初期は、可愛い赤ちゃんに癒されながらも、

家事への苦手意識が非常に高く、自分を苦しめていました。

上手く家事をこなせないから、いつも焦った気持ちでしたし、

「何で今泣くの?」と、思ってしまうこともよくありました。

そんな日々が続くことで、自分のできなさを痛感するようになり、自分のことが嫌いになることもありました。

そんな私が一番ほしいと願ったものが自信。

何でもいい。

何か一つでいいから自信がほしかったのです。

それまで、自信がほしいなんて考えたこともなかった私ですが、

家事と育児の忙しさに追われると、時には私という自分を置いてけぼりにされたような焦燥感に駆られていたのです。

そんな時に出会った事が、【お料理】でした。

もともと食べる事が大好きの食いしん坊な私です。

育児が始まり外食の機会の機会が減ったこともあり、家事の中でもご飯作りは何とかやってみよう、そう決意しました。

ただ、頑張ろうと決めたものの、決して器用ではないタイプですので、何度も何度も失敗を繰り返しながらの今があります。

当初は、時短の本、楽うま本、簡単調理の本などにすがりつき、

店頭に並んでいるお料理が手軽にできそうな本に夢中だったことを今でも覚えています。

その後に色々な変化があり、健康や美容を叶える食事術へと進化したのです。


つい先日、人間ドックの結果のお知らせがありました。

旦那さんは夏に、私は冬に検査を受けました。

私も旦那さんも全ての検査項目において、すこぶる健康!という心から嬉しい結果でした。

この嬉しさは、過去があるからこそより一層実感しています。

実は、二人とも20代の頃の方が色々と引っ掛かっていた健康診断…

恥ずかしいながらまだ若かったのに、再検査する項目もあったほどです。

思い返せば、息子達も毎月のように風邪をひき、

誰かが風邪をひくと順番にうつっていく…いつもその繰り返し…。

そんな我が家でした。

あの時は、身体が弱いのかな、とその程度にしか思っていませんでした。

でも今になって分かる事ですが、その思い込みは全然違いました。

原因は、私が提供するご飯だったのです。

(その当時は、お料理をするようになったとは言え、添加物や白砂糖、〇〇のタレなどを駆使したものでした。)

身体に良い食事を学びに学んだ今だからこそ、全てが分かります。


私は、お医者さんではなく、至って普通の2児のワーママです。

ですが、病気を直接治すことはできなくても、

毎日のおうちご飯で健康に導いていくことはできます。

毎日の提供する食事は、大切な人を健康にすることも、不健康にすることもできる。

健康か不健康かで、大切な人との笑顔の数も確実に変わります。

そのどちらも経験したからこそ、

キッチンを任さているという立場に強く誇りと責任を感じています。

家族の未来をつくっていける毎日のおうちごはん。

お料理は、こんなにやりがいのあるものは他にない、と言い切れるほど、

私は誇りのある家事だと思っています。

今では、私のその思いや毎日のご飯に、

旦那さんはすごく感謝をしてくれています。

人間ドックに行く時も、楽しみだと言いながら行ってくれたりと、

日常の身体思いなご飯をとても喜んでくれています。

お料理なんて何一つできなかった自分が、

今ではこうやって家族の健康を叶える事ができ、そして喜ばれて感謝までされる。

何も自信がなかった自分に、初めて大きな大きな自信が生まれました。

ずっとずっと欲しいと願っていた自信…

毎日のご飯作りの連続が、今の私の一番の自信です。


読んで下さり、ありがとうございます。

今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

それでは、また♡











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