マガジンのカバー画像

ゆるやかな本の本ブーム

15
本・書評・本屋に関する本たち
運営しているクリエイター

2020年10月の記事一覧

『華氏451度』(レイ・ブラッドベリ)きっかけに読書を考える

『華氏451度』(レイ・ブラッドベリ)きっかけに読書を考える

橋下徹氏は「データが切り札となるのは、デメリットの強調のときなのだ」とその著書で述べていたように、存在の重要性を説くには逆説的なアプローチが有効なのかもしれません。

その対象が無い、あるいは禁じられたら、世界はどうなるのか?本が禁制品となった未来を描いたレイ・ブラッドベリは何を言いたかったのか?『教養の書』を読んだきっかけでようやく手にしました。

傍から見れば型のディストピア小説。大衆は無自覚

もっとみる