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2020年10月の記事一覧
『華氏451度』(レイ・ブラッドベリ)きっかけに読書を考える
橋下徹氏は「データが切り札となるのは、デメリットの強調のときなのだ」とその著書で述べていたように、存在の重要性を説くには逆説的なアプローチが有効なのかもしれません。
その対象が無い、あるいは禁じられたら、世界はどうなるのか?本が禁制品となった未来を描いたレイ・ブラッドベリは何を言いたかったのか?『教養の書』を読んだきっかけでようやく手にしました。
傍から見れば型のディストピア小説。大衆は無自覚