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「どうやっても荷物が入らないのです...」旅立つ前の、あわただしい日々


こんにちは、シイナです
みなさんお元気ですか? 🍉


こちらは旅の4日目
ヴェトナムで無事に乗り継ぎをして、無事にフランクフルトに到着し


そしてフランクフルトから列車に乗ってミュンヘンへ


ミュンヘンではイタリアで暮らしていた頃の友人と会っていて、郊外のお城やそこにある美しい森や、川辺を散歩していました。


わたしの体調を気遣い
車を出してくれた上に、夕食を早めに一緒に取ってくれた友人には感謝してもし切れません


トーマス本当にありがとう!



森や小さな川辺がお城のまわりに広がっています


さて、現在はスイスのベルンからジュネーブへ向かっています。(電車からの景色がとても綺麗)


できるだけオンタイムで記事を書いていきたいのですが、記録を一つ一つ丁寧に書いていくため、少し遅くなってしまうかもしれません


まずは出発前の少し騒がしいお話から
今回も、この旅を決める際、背中を押してくれた旦那さんにとても助けてもらいました

(ほんとうに彼にはいくら感謝しても足りないくらいです。

毎日、出会ってくれてありがとうと思う日々)



何もかもがお城のために作られた、手作りの森




さて、出発の2日前
わたしは自分の部屋で泣きそうになっていました


というのも、ヨーロッパを細かく回るのだからと思って、20ℓのリュックと小さなスーツケースで荷物を済まそう荷造りしていたのですが...


これがまったく入らない!笑

これがもうどうやっても入りません!笑
詰めたり、圧縮したり押し込んだり色々やっているのですが、もうどうしたって無理!


布製のスーツケースなのですが、
もう既に、パッツン、パッツンにまるくなっています...


なんとか行けないこともないけれど、飛行機に乗る為、精密機械や予備の着替えをいくつかリュックに移した状態だった為

現地に着いてから、リュックの荷物をスーツケースに移せないと死活問題です。




あぁ、どうしよう
重い荷物をもって初めて行く土地を歩くなんて、もう考えただけで悲しくなってしまいます

(大荷物を持っての移動は大変ですよね)

落ち込んでいたわたしを見兼ね、旦那さんは少し見守った後、アドバイスをしてくれました。



「前回イタリアに留学してきた時のスーツケース、あれに一度詰めてみたらどうかな?」


わたしは最初、乗り気ではありませんでした。ヨーロッパを回った人の多くは、小さなリュック一つで旅をしたり、機内持ち込みのスーツケースを利用していたからです。


その方が移動も素早く、預け入れ荷物で追加料金を取られることもありません。


けれど、「一度だけ」という夫の言葉に、わたしは素直に全てのスーツケースを、5年前にイタリア渡航で使った大きなスーツケースに詰め直しました。





...するとどうでしょう
全て入れても尚、スーツケースのなかに隙間があるのです!


それがどんなに嬉しかったことか!


あわてて、以前のスーツケースの量に合わせてリュックに詰めていた荷物をいくつかスーツケースに入れ直しました。


それでも尚、スペースがあるのです!
こうなるともう、元のスーツケースには戻れません。


この数日、もんもんと悶々と考えていた問題に終止符が打たれ、わたしは感動して夫にお礼を伝え、こう宣言しました。


「わたし、このスーツで行く!」



さて、めでたしめでたし

...と、思われたのですが、

けれど大変不思議なことに、事態はこのまま終わらなかったのです。





旅立つ前日、わたしはとあるお店を訪れていました

世界中からお洋服や、雑貨などを取り揃えているセレクトショップです。


そこで働く方で、いつもとても素敵な笑顔で迎えてくださる女性がいます。


いつも色んな話をするのですが、


以前、わたしがヨーロッパに行くと伝えた際は、現地のおすすめのお店や、セレクトショップ、蚤の市やおいしいご飯屋さんまでありとあらゆることを教えてくださりました。



前日にお店に立ち寄った際も快く迎えてくださり、わたしが荷物の話をすると、


「ぜったい大きなスーツケース方がいいです!」


と、言い切ってました 笑




その方もよく買い付けで世界中行くのですか、リュックが重いほど辛いことはないし、

キャリーケースであれば階段や石畳の短い間だけ頑張れれば、あとは旅がずっと快適になるからその方がいいです!、と言っていて

旅のプロにそう言っていただいて
凄くほっとして家に帰ったのを覚えています。




さて、出発当日

わたしは空港の隅っこで、こっそりスーツケースを広げていました。



荷物を減らすために...



(´-`).。oO


...人って不思議ですね


スペースがあいてると、なんだか詰めたくなってしまうのです...



空港までお見送りに来てくれた旦那さんが、
いつもよりちょっとしっかりした口調でこう言ってくれました。



「うん、俺がもって帰るから
いらないもの全部出しなさい」



大きいスーツケースに入れたはずなのに
もう既にこんなにこんなに丸くなって...不思議です



はい...、結局、4冊の本とバスタオルを一枚を旦那さんは持って帰ってくれました。


お陰でリュックの荷物をスーツケースに入れることが出来て、わたしの旅は快適で素晴らしいものになっています...

この人と結婚して、ほんとうによかったなぁと思う日々です...


(どれも重かっただろうに... ほんとうにごめんよ...)





旅は色んなことが起きて、
いつもあわただしく

いいことだけではないけれど
でもその一つ一つ、大切な経験になって胸に残ります。


迷惑をかけてしまったり、
失敗してなきそうになることもありますが


次の時に、少しだけ成長した自分に出会うことができるようになります(そう願います)




ジュネーブまであと一時間
今日も素敵な一日になりますように .

みなさんの休日が
素敵なものになりますように

Buona giornata  :)
(よい一日を!⛰️🇨🇭)





( ✈︎ ✈︎ ✈︎    実は、旅の合間にこっそりラジオやってます...⛰️🇨🇭)




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