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40代は故障のはじまり

「年齢を重ねると、あちこち故障箇所が出てくるのよ。」

そんな母の言葉を、20代の私は「ふ~ん、そうなんだ。」と聞き流していましたが…
40代になりその言葉を体感しています。

それは今年の冬、新年スタートと共に始まりました。
最初に故障したのは「腰」

故障箇所:腰

寝返りを打とうとしたら、バキッ!!という音。
そこからしばらく動けずに、娘①に背中を支えてもらいようやく起き上がれました。

腰の痛みで動けず…

病院もお正月休みだし、救急病院に行くほどじゃないかなと、自宅で様子を見ることにしましたが…

トイレに行くのも大変で、なんとか便座に座ったと思ったら今度は立てず。
幸い家の中は介護を必要とする父のため、バリアフリー仕様にリフォームしていたので、あちこちに手すりがあり、どうにか室内の移動は可能。

でも、一度座るとなかなか立てず、寝っ転がったらひとりで起きれでの寝たきり状態。
食事作りや洗濯などは子ども達のサポートを得て、なんとかしのぐこと3日間。

自分でささっと起き上がれた時の爽快感は、今でも忘れられません。

その次の故障は「肩」

故障箇所:肩

ライターの仕事柄、パソコンに向かってカタカタしていることが多いので、普通の方よりライターさんの肩こりは多いだろうな~と思います。

肩こり

でも、腰の次に来た肩の痛みはなかなか辛く、コーヒーを飲もうとポットにお湯を沸かしても、ポットを持ち上げ「の」の字を書くように少しずつお湯を落としコーヒー豆をドリップする…

そんな普段は何気なく行っている動きが全くできず。
沸いたお湯をドリップコーヒーに一気に注ぎ、アメリカンより薄いコーヒーを飲むことしかできませんでした。

肩の痛みは、仕事にも影響がありました。
原稿を執筆しようと、ノートパソコンをセッティングするのもやっと。
カタカタ入力して、1000文字も書かないところで腕の重みを感じ休憩。
肩をほぐそうとしても、腕が上にもあがらず回りもせず。

その月の執筆は12本の予定でしたが、無理を言って謝って3本に減らしました。
友人より紹介された鍼灸院に通って、4回目の施術で完全復活。
それからは毎日、仕事前後にストレッチを行うようになりました。

今回の故障箇所は…「膝」

故障箇所:膝

スポーツは学生時代の体育の授業依頼、ほとんどやっていません。
夏は海に潜ったり、1度だけハーフマラソンにチャレンジしましたが、最近はウォーキングがやっとの運動量なのですが…急に右ヒザが痛みだし。

イベントの仕事を控えていたので早く治したいと、整形外科を受診。
診察室で先生にお伝えしたのは、歩いても痛むこと、階段が上がりにくいこと、正座ができないこと。

膝の状態を見て、レントゲンを撮ることになりました。
レントゲン台に上がるのもやっとで、看護師さんにサポートしていただき、痛い膝を曲げたり伸ばしたりで撮影した結果…

膝の構造

膝の一部の骨が尖っていて、内側に刺さって痛みがでるのだとわかりました。
半月板は年齢相当の痛み具合で、関節軟骨はそこまで減っていないということで、湿布を貼ってしばらく安静にすることに。

待合室のソファに座っている先輩が、「あなたはどこが悪いの?」
優しい声で聞いてくるので、ついつい膝の痛みについてお話しすると…
「あらまぁ若いのに。私みたいに太っていないのに膝?まぁまぁどうぞお大事にね。」
言い方は優しいけれど、なんとなくディスられた気がしたのは、私の心が狭いせいよね。きっと。

薬局で受け取った湿布は「ロコア®︎テープ」

湿布・ロコア®︎テープ


湿布を貼り始めた時は、胃腸が気持ち悪く食事が取れなかったけれど、3日ほど経つとそれもなくなり快適に。

家のつくりが2階建てのため階段を登り降りが必須なのですが、1階に寝場所を確保してあまり階段を上がらないようにしました。

どうしても行かないといけない外での仕事の際は、タクシーを使って最小限の動きで帰り、パソコンもスタンディング入力はやめて、和室で足を伸ばしながら、時には寝ながら入力していました。

自分なりに上記の工夫をして、2週間後の再診日。
どのくらいの安静が必要か先生に聞いてなかった私が悪いのですが、先生的には外の仕事はまったくしないで欲しかったことが発覚。

「そうか、仕事しちゃってたんだね…ハハハ…」
先生、力のない笑いをさせちゃってスミマセン~
以後気をつけます。

最初の痛みを10段階で例えると、この日は「6」の痛み。
半分くらい軽減しているのでまた湿布を出して2週間と終了しかかったところに、「ちょっとまった~」の私。

「今月、お茶会でお手前を点てることになっているので、それまでに正座ができるようにしたい。」
安静にしなかったくせに無理な要望を出し、膝にヒアルロン酸の注射をしていただきました。

ヒヤルロン注射

注射は割と平気な方なのですが、腕ではなく、膝への注射は初めて。診察ベッドに横になり、右膝の横にブニュっと注射針が入ったと思ったら、ブワーッと液体が広がる感覚がありました。

ヒアルロン酸について
ヒアルロン酸はもともと、体内(目や皮膚、関節など)に存在し、皮膚では潤いやハリを与える役割を担っています。関節の中では、潤滑(スムーズな動き)や弾性(衝撃の吸収)に必要な成分とされています。

病院の壁に貼られていた説明文より引用

ちなみに、注射の後4時間くらいはシャワー禁止ですって。

ヒヤルロン酸注射後の膝

湿布を受け取りに行った薬局では、薬剤師さんが湿布のかぶれ等がないかチェック。
強めの湿布のため気にされていた副作用も大丈夫そうなので、処方された前と同じ湿布を使用することになりました。

処方された湿布
ロコア®︎テープ(経皮吸収型鎮痛消炎剤)
製造:大正製薬株式会社
使用量:1日最大2枚まで

注意事項
このお薬は、有効成分が飲み薬と同じ程度体内に吸収されるため、多く使用すると副作用が出やすくなるおそれがあります。1日に使用する枚数は、患部が複数ある場合でも、最大で2枚までとしてください。

ロコア®︎テープ袋より抜粋

最後に

体の故障はある日突然やってきます。
毎年の定期検診を受けて、食事は粗食、適度なウォーキングを行い、飲み歩かない。
健康には気をつけていると自負している私でも40歳を過ぎるとこんな感じ。
まだまだ元気で子育てと仕事をしたいので、さらに気をつけて活動したいと思いました。

また、身体が故障中にだいぶ子ども達のお世話になりました。
ヤングケアラーが騒がれていて、子どもを擁護する気持ちはありますが、実際にシングルマザーの私が倒れると身近な我が子に頼らざるを得ない状況です。

今年の故障続きでいざという時のシミュレーションができたので、本格的に動けなくなる前に、何かあった時の頼り先と対処方法の選択肢を増やしていきたいと思いました。

若い方も同年代の皆さん先輩方も
どうぞ健康に気をつけて、よい日々を過ごせますように。

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ラヴィ🐰笑顔の物書き
*感謝* お読みいただいた上に、サポートまでありがとうございます😊 子ども達が笑顔になることに使います💕

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