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【専門家アドバイス】部活動と療育どちらが大事?自己肯定感を高める方法

【ご相談】

中学1年生で支援級に在籍している男の子です。
幼い頃から療育に通っています。
中学生になり皆と同じように学校の部活動をやりたいと言うようになりました。
これまで療育に通ってたくさんのことができるようになっているので親としては続けて通わせたいです。
部活動に入っても皆と同じようについていくのは難しいことも予想できます。
でも本人の意思も尊重してやらないととも思い悩んでいます。
本人がやりたい部活動を優先させるか療育を優先させるかどう考えたら良いでしょうか?



【La lucheからのアドバイス】

ご相談いただきありがとうございます。
やってみたいと前向きに思えることは素敵なことですし挑戦させてあげたいですね。
判断は現在受けておられる療育の目的によると考えます。
療育で社会性スキルの習得(言葉遣い、礼儀やマナー、TPOに応じたふるまい、好ましいコミュニケーション方法等)を学んでおられる場合、部活環境がこのような社会性スキルを学ぶ場所として望ましいのであれば部活動を優先されるのも宜しいかと思います。

ただ思春期のお子さまです。
心の発達がゆっくりでまだ幼いと感じられるかもしれませんが、必ず思春期は訪れます。
内面の不安感を保護者の方に表現することがだんだん少なくなっていくかと思われます。
そのような時に幼い頃からお子さまと関わってこられた療育の先生だからこそ気づけることがあります。
出来ましたら中学生の間もご家庭、学校、療育の3者で連携してのサポート体制は継続されることをお勧めいたします。



【ご相談】

3年生です。
グレーゾーンで通常級に在籍しています。
勉強も運動も周りの子より出来ないことが多く自信がありません。
最近では、「俺なんて」「どうせバカだから」というような言葉をよく言うようになりました。
「そんなことないよ」「良いところがたくさんあるよ」とは伝えていますが、なかなか自己肯定感につながりません。
どうしてあげたら良いでしょうか?


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