クルミ

すべての人の人生が芸術作品。クリエイティブでマインドフルな「書く」によって、自由な自己表現で溢れたら、この世界はもっとおもしろくなる。

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最近の記事

タイトルはちょっとよくわかんない。

書かなければどうやったってわからない それがあなたに届くかどうか でも別に届かなくてもいいんだ今は わたしの中の波に乗って 溢れ出るのはすべてわたし 魂に刻まれた音を知りたい 毎日、腹がよじれるほど笑っていたい

    • ショートショート Vol.2

      白。 それは、純白であればあるほど儚く、世界の混沌の中に、いとも簡単に溶けていく。 そんな、危なかしく、純粋で、愛しい色。 わたしには、あるときから人間という存在が、色で見えるようになった。 色で見えるようになった、というのは、正確に言うと、色でしか見えなくなったということである。 ある人は、鮮血のような赤が心臓の中心から溢れ、しかし末端は黒。まばらに深い緑が覗く。 またある人は、全体に茄子のような青みがかった紫が、霧のように立ち込める。左腕の辺りに強い原色のよう

      • 家族インタビューVol.2桂子おばあちゃん

        まえがき家族インタビューとは、わたしの家族をインタビューし、知っているようで知らない家族を”人”として深く知り直すことで、家族の可能性を模索するシリーズです。家族が記事を互いに読みあうことでよりよい関係を築く機会になったり、さらにはすてきな家族を世界に紹介する場になったらいいなと思い、始めました。 第二回は、桂子おばあちゃんにお話を伺いました。前回の記事で取り上げたお母さんの、お母さん。そんなお母さんの価値観形成におそらくもっとも影響を与えた人物のひとりであるおばあちゃんの

        • ショートショート Vol.1

          その家の中から覗く地球は、別世界のようだった。 二部屋連続する居間の向こうの縁側に構える巨大な横長のスクリーンに目をやると、端から端まで埋め尽くしている緑にはじまるさまざまな有機色は、この世のあらゆる色を集めた景色のように思わされたものだった。しかし、もちろんそうではないのだろう。それでも、わたしにはこの景色が、「この世の全て」のように感じられたのだった。 家にはさまざまな場所から人が集まり、当時誰一人として同じ場所から来た者はいなかった。だから「家族」という言葉に想起す

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          ラジオ#2「マルチ・ポテンシャライト」

          こんにちは!わああ、noteを書いているのが久しぶりの感覚で、文章に想いを乗せることに新鮮さを感じ直している、いまです! この記事は、先日わたしがパートナーとともに始めたラジオ、その名も・・・ちょっと口にするのが憚られるのですが・・・「ゴキブリーズラジオ」で取り扱う内容を、記事としてまとめてみたものです。 「ゴキブリーズラジオ」とは? 大学卒業後、鎌倉の古民家シェアハウスに移り住んだわたしたちは、そこでいきいきと暮らし、また人間よりはるか昔からちゃっかり図太く生き残ってい

          ラジオ#2「マルチ・ポテンシャライト」

          5月9日「母、逆子産んでくれてありがとうカレー」の作り方

          凄いことを思いついた!・はじめに母の日ーー5月9日(日)。わたしの25回目の誕生日の1日前だ。 母の日だな、とは2日前くらいから思っていた。 何をしようか、思考を巡らせる。お金で・・・ まず出てくる選択肢は、正直なところ、 「お金がかかる系」か「お金がかからない系」の二択である自分に気づき、自分へのガッカリ感がチラ見えする。 価値観をお金に依拠するわたしが出てくる。 ーーーーーーーー もうちょっと続く、長い前置きなんだけど。 注意散漫で、エネルギーがうまく流れてなかっ

          5月9日「母、逆子産んでくれてありがとうカレー」の作り方

          4月16日バチルスF入手の金曜日

          最近また日記を書けてなかった。書けてない間にも、おもしろいことがたくさんあった。部屋のDIY計画も進んだし、マサミさんと2時間にも上る深沢フルコースの散歩旅にも行った。この話はまたどこかに書いておきたい。きのうようやく居間での仮住まいが終わり、自分たちだけの部屋を手に入れた!すこぶる冷える部屋。そして、湿気がひどいらしい。ひどい。寒いからと言ってカーペットを敷けばカビるのか。よくわからない。一旦住んでみるか。しかし、部屋の掃除は大変だった。ような気がするし、そうでもない気もす

          4月16日バチルスF入手の金曜日

          4月3日欲望の焼肉カラオケの土曜日

          4月3日土曜日も濃くて楽しかったので、日記を書く。今日は4月7日。先日日曜日の日記を、本当に自由に書いた!これまでわたしがいかに多くのものにこだわって、というより正確には、縛られていたの方がしっくりくるが、それがよくわかった。日記はその日に書かなくてもいい。日を遡ってもいい。正しくなくてもいい。面白くなくてもいい。いい人じゃなくてもいい。続けなくてもいい。届けようとしなくてもいい。どんどん壊れていこうと思う。少しずつ自分を自由に動かせるようにしていこう。土曜日、目覚めると8時

          4月3日欲望の焼肉カラオケの土曜日

          4月4日たけのこ庵洞窟探検の日曜日

          ここ数日の自分の葛藤が、既知の概念構造で言えば「(自分の中の)アナライザーとプロモーターが拮抗している!」ということだったのだ、と朝の起きしなに降りてくる。なるほど、とトイレに行きながら思う。AタイプとPタイプ、対局的なタイプは個人間でだけではなくて、人の内面でも闘い合うのか。面白い。また、自分の内側のAタイプ、すなわち正しさや整合性を大切にするタイプの存在をあらためて認知するだけで、だいぶん楽になった気がした。自分がすでに知っている現象に置き換えられると安心できるものだし、

          4月4日たけのこ庵洞窟探検の日曜日

          鎌倉古民家シェアハウス‟たけのこ庵”、序章。

          作品の紹介★この記事は、今年2、3月にグリーンズ主催のライター養成講座「作文の教室」に通った際、宿題として制作したものです。 ★そこで学んだ「読者に寄り添い、わかりやすく届ける」ことに関する長~い格闘の末に、ようやく絞り出された問題作である、という視点で読んでみるのも、面白いかもしれません。 ★現在は、このシェアハウスに暮らし始めて1か月を経ているため、つい実際の経験談も織り交ぜたくなるところですが、がまんして、ここでは内見の際のエピソードを書いています。(本論はまた別の

          鎌倉古民家シェアハウス‟たけのこ庵”、序章。

          「愛の学校」開校のお知らせ

          愛の学校、開校! 愛ってなんだろう? 愛という言葉は、人の歴史の長さだけ語られてきたはずなのに、親や先生は、その本質を教えてはくれない。 大切なものなはずなのに、分からないことの方が多いし、なぜかそれを言葉にすることに恥ずかしさや、躊躇いもある。 むしろ、普通に生きていたら、愛なんてものはそんなに重要でないようにさえ思う。 だけど、私たちは愛に苦しむ。 もっと愛されたい。 自分のことを愛したい。 大切な人のことを愛したい。 でもなぜかうまくいかない。どうしていいか分からな

          「愛の学校」開校のお知らせ

          家族インタビューVol.1お母さん

          家族インタビューとは、わたしの家族をインタビューし、知っているようで知らない家族を”人”として深く知り直すことで、家族の可能性を模索するシリーズです。家族が記事を互いに読みあうことで、よりよい関係を築く機会になったり、さらにはすてきな家族を世界に紹介する場になったらいいなと思い、書き始めました。 初回は、自称「イタキスの琴子*」由紀さん(お母さん)にお話を伺いました。由紀さんは「お父さんベタ惚れキャラ」「ラブコメ・韓ドラなどのベタベタストーリー大好きキャラ」「ベタベタ漫才大

          家族インタビューVol.1お母さん

          <葛藤Vol.2>お風呂に入ってるときにアイデアが浮かんでくるけど、あがったらだいたい忘れている。

          23時を過ぎ、そろそろお風呂に入ろうか、とわたしが思うときというのは、だいたいルームメイトがひと仕事終えて「お風呂に入ろうかな」みたいな雰囲気を出しはじめるときである場合が多い。ああ、今さら入りづらい。先に入っとけばよかった!確認するとやっぱりこれから入るところだったらしい。わたしは人とお風呂に入ることにこれといって抵抗も不自由もなく、むしろ割と好きなので、一緒に入ることを提案する。 「嫌だよ」 「なんで?!」 「1人で入りたいもん」 そういう時もあるか。 秒で断られた。

          <葛藤Vol.2>お風呂に入ってるときにアイデアが浮かんでくるけど、あがったらだいたい忘れている。

          言葉が大事だと思うあまりに、弱音を吐けなくなっていた

          年始以降の数日間の落ち込みについて振り返っていたら出てきたひとつについてまとめてみた。 年始に予祝を書いたのだが、それがとても気持ちよく、現実を言葉にすることって多々ある一方で、理想を語るときは未来形で、距離がある。しかし、あたかも「今こうなってるんですよ!」という感じで言葉にすると、本当にそういう気分になって気持ちがいい。だから、予祝はめっちゃおすすめだ~、と思った。 (そもそも書く前に、理想を描けているかがあって、描くのが難しいんだよなあ。「いいな」って思う未来があっ

          言葉が大事だと思うあまりに、弱音を吐けなくなっていた

          Looking back on the 10 days of 2021

          The plan is to recognize the current situation by looking back on the current depression, which was thought to have recovered from the decline at the end of the year and at the beginning of the year. 1. Year-end depressionIt was painful fo

          Looking back on the 10 days of 2021

          2021年4月の生き方を大予祝

          2月に控える医師国家試験を目前に、日夜勉学に励む桂思郎をみていると、不安をも包み込む精神力、その中でも、そんな精神を支える「想像力」が、人間にとっていかに重要でインパクトのあるものかを思い知らされる。想像力っていうと例えば、今彼は福井にわたしは大阪にいるのだが、わたしのぶんのお茶を沸かしてくれたり、頑張った日は頭を撫でてくれる。あたかも当然のようにわたしに寄り添ってくれる言葉たちは、最初はただの冗談のように感じられて単純に楽しかったが、その言葉が放つ力にもまた、すぐに気づかさ

          2021年4月の生き方を大予祝