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本好き姉弟を育てた父の作戦

こんにちは!

先日弟がうちに泊まりに来て、
かなり久しぶりに会って話をしました。

その中で読書習慣の話がでまして、
面白いなと思ったので今日はその話を書きたいと思います😊

私は、小学生の頃から本が大好きで
今でも本からたくさんの力をもらっています。
そして弟は、私よりも断然読書家で、
さらに私よりも読むのが速い。

なんでそうなったのかなあ、と話をしていて出てきたのが、
私たちが小〜中学生の頃にしていた
父のある行動についての話。

それが、

毎週図書館で20冊くらい本を借りてきて、
家に置いておき、翌週に全部返す。」

というものです。

弟曰く、このおかげで自然と
早くたくさん本を読む習慣がついた、
とのことです。

私はあんまり覚えていないのですが笑
どうも私もそうしてもらっていたようです。

図書館で本を借りるだけ?
作戦でもなんでもないよね?

と、思われるかもしれませんが、
工夫されているポイントが3つあると思ったので
ご紹介しますね☺️
子どもを本に親しませたい方へ
少しでもご参考になれば嬉しいです!

①基本は延長せず、必ず返す

毎週新しい本がうちにやってくるけど、
翌週には返されてなくなってしまう。
その中に面白いのがあるかもしれないから
期限までにチェックしておかなくては!

というのが、大きなモチベーションになっていたようです。

ずっと家の本棚にあると
「いつか読めばいいか」という気持ちになりがちですが
”期限があること”によって、
早くたくさん読む力
がついたようです。

もちろん「意地でも絶対に延長しない」
っていう意味ではなくて
特にリクエストしなければ勝手に返す、
ということです。

20冊、全部読めなくても、たくさんの本に触れれば、
面白い本に出会う確率も上がり、
面白い本に出会えば出会うほど、
本に魅力を感じる
ようになりますよね。

大量✖️期限つきっていうのがなかなか
効くのかもしれません。

②勝手に借りてくる

小中学生も、友達と遊んだりして何かと忙しいもの。
何を借りるか子供に選ばせることにこだわると、
おそらく続かなかったと思います。
親が適当に選んで勝手に借りてくる
これが継続、習慣化の秘訣だったのかもしれません。

そしてもう一つ。

自分で借りたらきっと
「これくらいの冊数なら読めるかな」
という枠の中で選んでしまうと思います。
その枠を超えて勝手に借りてくるのが
結構大事だったのかなあと思います。

③「読みなさい」とは絶対に言わない

借りてきて、置いておくだけ。
「本を読みなさい」とは決して言われませんでした。

これは誰しも経験あると思いますが、
親に「やりなさい」って言われると
本当にやる気なくなる
んですよね笑

特に私はそうでした笑

置いておいて、読みたければ読んだら?
っていうスタンス。

勉強などいろんなことに共通ですが、
「押し付けない」
やはりこれは大事なポイントかなと思います☺️


以上が、父の作戦についての分析でした!

誰にでも通用する方法かどうか分からないのですが、
私も息子がもう少し大きくなったら
試してみようかなと思います。


それにしても、毎週末図書館に通うのも
それなりに面倒だったと思います🤔
たくさんの本に触れる機会をくれたこと、
改めて父に感謝ですね。

親の苦労子知らず

とは言いますが、
親の恩を感じたエピソードでもありました😊

それでは、ここまで読んでくださり
本当にありがとうございました✨


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