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実験という喜び

どうも、Kohです。

今回は、モンシロチョウがどうしたら自分から餌の蜜を吸うようになるのか、という思いつきの実験をやった話です。

なぜそんな実験をやったのか

それは、

小学3年の理科でチョウの観察をするためにモンシロチョウを捕まえた

餌やりの際、チョウが餌だと判断しないのか、自分から蜜(砂糖や蜂蜜を水で薄めた)を吸わない

なら自分から吸うには、、、

と考えて実験してみたからです。

実験なんて大袈裟に書いてますが、私なりの「実験」です(笑)

では、今回は理科からの話なので、理科の授業っぽく書いていきます。

問題

今回の問題は、

「チョウが自ら餌の蜜を吸わない」

です。

以前もモンシロチョウを飼ったことがあるのですが、その時も自分から餌の蜜を吸うことはありませんでした。

そのため、チョウの口(口吻というらしい)を針でのばして餌につけてあげていました。

そうすると蜜だと判断したのかのんでいました(のんでいるように見えた)。

ただ、チョウは自然だと自分から花の蜜をのんでいる。

それには理由があるよな。たしか、、、

「色」に反応しているんじゃなかったっけ?

予想

ということで、私の予想は、

「チョウが蜜を吸っていた花と同じ様な色をつければチョウは自ら蜜を吸うのではないか」

です。

理由としては、

・チョウは「色」に反応しているという記憶がある
・自然界だと餌となる花を判断できているから

ですかね。

形や匂い等も予想としてはあるとは思いますが、まあまあこの辺で。

計画

では、どう確かめるか。

「色」付きの蜜と「色」が付いていない蜜を用意し、虫かごに入れてみて反応をみる。

今回は「ハマイカ(Jamaica)」を使って色をつけてみました。

実験で使ったJamaicaとは?

はい!ハマイカとはなんぞや、という方、多いと思います。

もしくは、いや、ジャマイカ🇯🇲でしょ⁉︎って方も。これ実はスペイン語なんですけど、スペイン語読みでは「J」は、は行なんです。

で、ハマイカ(Jamaica)は、日本ではハイビスカス🌺のことですね。

そして、今回はハイビスカスティーならぬハイビスカスジュース🥤を使ってみたのです。

私は今スペイン語圏の国🇲🇽にいるのですが(笑)、ハマイカジュース🥤はかなりポピュラーな飲み物でレストランなどでは置いてるところも珍しくはない。

そんな感じで意外とすぐに手に入るし、たまたま家に大量にあったので使ってみました。

あ、ちなみに沖縄とかで売っているハイビスカスティーやハイビスカスジュースの原料はだいたいが中南米から輸入しているものです。

沖縄のあの綺麗なハイビスカス🌺ではなかったんだ、、、と知った時は少しショックでした。

さらにさらに、沖縄のあのハイビスカス🌺はティーとして飲んだことはありますが、私としては微妙な感じでした。

子供達からも不評だったような、、、

まぁ、そんな沖縄でのフィードワークの話はまたいつか。

さて、脱線しましたが戻りましょう。

実験開始です

まず、色が付いていないバージョンはある程度実験済み。
砂糖水、蜂蜜水等やった経験がありますし、今回もやってみた。
結果は自分からは吸わなかった。

では、本命のハマイカ水。

今までのでは、砂糖水や蜂蜜水があるところに置いても、バタバタしたり口をのばそうとはしませんでした。

しかし!今回は違った!

なんと、置いた瞬間、

すっ

っととまり、自分から蜜を吸いはじめました!

やっぱり!とおお!とマジか!と

色んな感情が一気に自分の中から溢れ出ました!
こんな感情久しぶりでした(笑)

納得1割、驚き4割、感動5割!

まさかこんなにも上手く行くとは!

ある程度の理論は知っていたけど、目の前で起こると感動が違う。

ふーん。とみた情報と、これは全くの別もの。

いやいや、薄めた物が違うやん。

と思う方もいると思うし、私自身も思ったけどそれは置いておこう。

今は目の前で起きたこととその感動を大切にしようと思う。思った。そして今も思っている。

後々余裕があれば確かめる。

という感じで、「実験」終了。

自ら蜜をすう瞬間

結果


ここはある程度正しく。

色のあまりついていない砂糖水や蜂蜜水には、チョウは自分から蜜を吸わなかったが、花と同じ様な色のついたハマイカ水は自分から吸った。

さらに結果から考えたこと

チョウはやはり「色」で餌を判断しているのではないか。

ということでした。

この「実験」では「色」で判断しているかは分からないものの一応、分かったこともあった。ということですね。

実験後談(参考になれば)

ふー、勢いで書くと疲れもしますが、時間を忘れてしまいますね。

やっと落ち着いてきました。

なぜ今回「色」といっているかというと、本当は色ではなく

紫外線を反射する模様(蜜標)

JT生命誌研究館

というものに反応しているみたいです。

↑とても詳しく載っているので、興味がある方はどうぞ。

実験後談談(子ども達の反応)

実験後後談?実験後談後談?

どちらが響きがいいか?とかどういう意味?とかは置いといて。

チョウを紹介すると、キラキラした目をして観察する子どもたち。

中には自分でチョウを飼っている子もいて興味深々。

自分で蜜を吸った話をすると驚いていました。

「なんでだと思う?」と尋ねると

「色!」とすぐ出てきました。

そうだよ!と言いたかったのですが、

「そうかもね。自分で調べてみるといいかもね。」

「なんで色だと思うの?」

というように返しました。

ある子は家に帰ってからすぐに親に話したらしく、会った保護者から

「先生、モンシロチョウ捕まえたんですか?」

ってその日に聞かれました(笑)

私のいるところではモンシロチョウは珍しいからかな。

学んだこと?出来事をすぐに親に話しているのもいいなーと感じました。


という感じで、
私が実験して感動したよ、という話を忘れないうちに書いておきます。

ではでは。


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