かいごの基本 入退室の方法1
入退室の方法1 出会いの大切さ
入口の扉を優しくノックする
反応を待って入室する
ベッド上の方には、ベッドの足側のボードを軽くノックし、声掛けする。
相手の名前を呼び、自分の名前を言います。
体調や天気、穏やかに相手の表情や、行動に合わせ会話をします。カーテンを開けるタイミング。
相手と会話ができたあとに、介護する内容の説明し、相手自身が動き出すのを待つ。
スムーズに動けるようにボイントを決め、手の位置や足の位置を誘導する。
▼認知症の有無やADLに合わせたり、時間等で出会いのタイミングは変化します。
▼いきなり布団をはいだり、ベッドに端座位にしたりしないこと。
▼認知症の方は、まだあなたが誰か理解できていません。施設のベッドの上にいることもわかっていないかも。自分の家に来たお客さんだと思っているかもしれません。
▼世間話や体調確認することで考える時間や、心の折り合いの時間をあげてください。
▼介護職員が敵ではない、嫌なことをする人ではないことを印象付けましょう。
▽出合いに失敗すると、その後のケアが難しくなります。
▽自分の言う事は聞いてくれない人、嫌なことをする人という印象を与えてしまいます。記憶に残ります。
▽移乗介助や排泄介助での協力動作が得られなくなり、職員の力が必要で腰や背骨の負担が大きくなります。何よりお年寄りが気分良く生活できません。
▽職員は家に帰れますが、お年寄りは施設を簡単に移動できません。職員にお世話してもらわないと困るのです。
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