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人生の意味と人生の目的...【新人読書日記/毎日20頁を】(06)
「人生の意味の心理学」101-120頁、読了です。
この辺りはそれぞれの精神科医・心理学者により開発された様々な心理尺度の中の代表的な心理尺度が紹介されています。中にフランクルの弟子であるクランボウとマホーリックが開発したpurpose in life test(PIL)は、人生の意味の心理尺度として、意味より目的志向的な傾向を持つものとして指摘されています。それは人生に目的があっても意味がない場合が多いですし、目的がなくとも意味がある場合も多いからです。目的と意味の区別は無視できない部分ですね。とりわけ今の時代、誰でも欲望や目的は持っていますが、その目的と目的を達成するまでに歩む「道」の意味がわからない人がたくさんいるのではないでしょうか。私もその中の一人です。
ここからは本の内容とは直接関係ない話ですが。
知らないうちにこの本を半分くらいまで読み進めてきました。
今となっては本を読むより、むしろ感想を書く方が難しいとつくづく実感しています。
とはいえ、20ページずつの感想を書くことで、内容に対する理解はただ読むよりは深まっていることは確実です。それは頭の中でもう一度読んだ内容をしっかりと吟味し、フィードバックしないと書けないからです。皆さんもこのように感想を書きながら本を読んでみてはいかがでしょうか。きっと今までの読書と全く違う体験になりますよ。
🐈… 学術書の読み方について、こちらの本がおすすめです。