早起きして清水寺で紫式部と藤原道長の話を聞いてきました。
先日も早起きは三文の徳と書きましたが、頑張って早起きしています。
暁天講座に行きたいからです。
暁天講座(ぎょうてんこうざ)とは
夏の早朝に各寺院で行われる講座で
僧侶や著名な方の貴重なお話があり、自分を見つめ直し、豊かな生活を送るために行われている。
禅寺では坐禅の後にお話をされることが多い。
終了後に、お粥や素麺などを振る舞われることがある。
昨日今日と清水寺の暁天講座に。
毎年、清水寺ではうらぼん法話として行われており、今年で第108回です。
始発のバスでも間に合わない6時スタート
5時過ぎに自転車で出かけました。
最後の坂は漕げなくて、自転車押して歩き5時50分に清水寺に到着。
今日のお題は
紫式部と藤原道長
同志社女子大学名誉教授 朧谷 寿 先生によるお話。
ちょうど今年は大河ドラマで「光る君へ」を放送中ということもあり、たくさんの方が聴きに来られていました。
私自身、光る君への第一回の紫式部の母上が殺される場面がきつくて、それ以来、真剣に見る気になれず。
興味があるのでチラッチラと見ることはあっても、感情までは持っていかれないようにどこかセーブしていたのです。
大河を見ていないとついていけないお話かどうか、気になりつつ聞いていると清水寺に参るということが度々出てきます。
しかも今日、自転車で通った地名も。
お話に引き込まれて、耳を澄ましていると
私が引っかかっていた大河ドラマの場面の話に。
「第一回目の放送の紫式部の母上の、そんなことがあったのかという場面がありましたね。実は何人かの方からすぐにお電話があったのです」とおっしゃいました。
私だけじゃなかったと少し安心して、さらに話に引き込まれていきます。
「あの場面があったから、もっと面白い展開になると思っていたら、想像通りになってきました」というようなことも。
あくまでもドラマだということなのです。
解釈はいくらでもあり、歴史上のことはノンフィクションではなくフィクション、そしてドラマだということ。
興味が湧くような内容で、歴史を知るきっかけになるのだと思いました。
ドラマはもちろんですが、何事も聞いたこと知っていることが全てではなく、解釈は人の数だけあるので、こういう捉え方もできると思えば良いですね。
歴史に明るくない私でも、あっという間の1時間でもっと聞いていたくなる法話でした。
歴史上の人物も歩いたであろう道、そこをまた歩いていると思うだけでもロマンがあります。
帰りにはパンと牛乳までいただき、帰宅後、朝ごはんにいただきました。
清水寺では8月5日まで行われています。
お近くの方、京都へ来られている方、早起きできる方はぜひ。
気持ち良く1日のスタートが切れますよ。
夏の風物詩、暁天講座、オススメです。
こちらの記事で書きました。
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