フリーペーパーを作ってみよう!/文学フリマに参加するまでの道
前回、大阪のZINEのイベントでいろいろな形、色のZINEとフリーペーパーに出会った。そこから少しずつ学んで、自分もまずはリソグラフ印刷を使ったフリーペーパーを作ってみたいと思った。
そのきっかけはイベントでの出会い。
すりすり会に参加したい
イベントのなかで、ぽんつく堂という古本と印刷のお店を教えてもらった。店主の方も出店されていて、「こちらがぽんつく堂さんです」と紹介してもらい、お話をさせてもらったのだった。
その中で、「すりすり会に参加してみない?」とお声をかけていただいた。
【すりすり会の素敵システム】
1.ぽんつく堂さんに原稿を送る
2.原稿を30部印刷してもらう(リソグラフ印刷)
3.他の参加者も同じように印刷してもらう
4.自分の原稿を印刷されたもの、そして他の人の印刷したものも届く
5.印刷物を交換できて楽しい!
実際にすりすり会に参加された人たちの作品はこちら↓
ぽんつく堂さんは「予約してくれればお店で一緒に印刷しますよ」と言ってくれて、ぜひにとお話しした。予約して4月中に印刷に行きたい。
だから、3月中に原稿を作る必要がある。今日は3/25、結構すぐだ、大丈夫かな?
文学フリマで配れるものにしたい
30部、A4の印刷物が作れるなら、文学フリマで配れるものにしたい。まだ細かいことは決まってないけど、きっと今後の練習にもなるだろう。
文学フリマで配るとしたら、伝えたい情報は
・『京都移民日記』とはどのような作品か
・日記の読みどころ
・どこで見られるのか(noteのURL、Twitterアカウント)
(・文フリ香川の会場内の位置)
こんな感じか。できればしっかり訴求できるもの、エモさも欲しいが、まずは必要な情報を整理しよう。
ところで私はPhotoshopはできない
やればできると思うのだけど(やったことない人がよく言うたわごと)、Photoshopはずいぶん前に仕事でチラッと触っただけで、全然できない。
InDesignnとやらも同様。
でも、Canvaなら日本に入ってきた当初から使っていた。これで行こう。無料で使えるデザインの制作・編集ツールだ。タブレットでも使えるから、私のオンボロパソコンではなくタブレットで作れるのはありがたい。
どこまでできるかわからないけど、もしCanvaがダメなら手書きで2色刷りに挑戦してみようと思っていた。とにかく2枚原稿があれば良いのだ。
こんな感じでどうよ?
とりあえずの第一稿。A4用紙をなんとなく4分の1に折る前提でデザインしたけど、半分折りのイメージの方が良かったかも。カラー写真がどれだけ綺麗にリソグラフの印刷にのせられるか不安だけど、最初だからいろいろ挑戦してみよう。
めざしたいのはこういうイメージ。
谷じゃこさんのフリーペーパーが美しすぎて、こういう2色刷りに挑戦したい。フォトショップが使えないから、手作業になる。
元原稿をコピーして・・・
コピーした上に丸などを配置して最終的な形を作って・・・
その後にテキストボックスや写真を削除すれば
2色刷り用の原稿のできあがり。
これ、うまくいかなかったらA4の用紙にマジックか何かで手書きしようと思っていたけど、なんとなかなりそうかな。紙を2枚重ねてすかしながらのデザイン。
ひとまずこんなイメージ
見えますか?原稿2枚で、こんな感じで大丈夫だろうか。感じはつかめたかも。
テキストの間に余白が広すぎるのは、手書きで書こうと思っている部分。手書きの文字も魅力だと思うことと、まだ文フェス香川の会場内の場所が決まってないから後から書き足そうと思っている(場所というか、参加できるかどうかもまだ確定していないが)。
課題点
テキストを適当に持ってきただけなので、もう少し厳選したい(もっとエモが欲しい→やらし!)。デザインの配置、フォント、文字の大きさなども全部テスト段階なのでまだまだ練り直しが必要。
何よりもっとかわいくしたい。バッテラに近づきたい。どうしたらもっとかわいくできるんだろう?テキストとかエモとかどうでもいいからかわいい紙を作りたい、と言う気分になっている。
イベントの時の無料配布物ではなく、これの作成自体が面白くなってきてしまったから、ここにも時間をかけてしまいそう。まあ、楽しいことが増えていくのはいいことだ。4月中には同人誌の原稿を上げていたんだけど、間に合うだろうか・・・。