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とっても楽しかった梅雨の晴れ間のお出かけ

青空がまぶしい今日。梅雨の晴れ間を有効活用しなくては・・・と思い、久しぶりにお出かけ。

まずは、根津神社(ねづじんじゃ)へ。

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赤い鳥居がひときわ目立つ。考えてもみれば、今年の初もうではコロナ禍のため、行ってなかった。(行きたかったけど、我慢我慢のときだった・・・)

だから、ほぼ半年遅れの初もうで感覚で参拝。初めて来たけど、やはり凛とした空気を感じる。

そして、

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この輪は、3回くぐる。礼して、くぐる→右に曲がって、元の位置へ。→礼してくぐって今度は左に曲がって元の位置へ→ここでまた礼して、今度はまっすぐ進む。つまり、∞マークを描くようにして、神殿へ。

初めてだったので、ちょっとびっくりしたけど、∞パワーが、私をしっかり守ってくれるような気がしてうれしかった。

念入りに拝んだ。なんか、心が澄んだ気分。汚いものが瞬間で、削り落とされた感じ。これがパワースポットのパワーなんだろうか・・・

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このみどりのモコモコたちは、つつじの木。境内には3000株くらいのつつじの木があり、花咲くころには、「つつじまつり」も実施されるとのこと。きれいだろうな。ぜひ満開のつつじを見てみたい。

境内は、川も流れていて、そのせせらぎが心地よい。生き返った気持ちすらする。たまの神社来訪は、気持ち浄化・リラックスできるし最高だな・・・と納得。

次に、風情のある道をしばし歩いて、森鴎外記念館へ。

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かの文豪、鴎外が30歳から60歳で亡くなるまで住んでいた場所。ここで有名な小説や翻訳作品などが執筆された。

私も鴎外の作品はいくつか読んで、知ってはいた。でも、これは表面的なことで、本当の鴎外の姿を知らなかった。ここは、鴎外の生い立ちを写真や、遺品などでたどることができて、改めて偉大な文豪だと実感。

5歳で「論語」、その後「オランダ語」「ドイツ語」を学び、11歳で今の東大医学部に入学した秀才!(年齢をごまかしての入学だったようだ)その後、4年間のドイツ留学。帰国後、結婚。一児をもうけたものの、離婚。軍医として活躍する一方で、40歳で再婚して、四児の父に。(そのうち一人は夭折)家庭では、子どもを愛する良きお父さんだった。そして、いつも葉巻を愛し、執筆する机の整頓は欠かさないという几帳面さ。死ぬ直前には、友人に書き取らせた遺書に、「何の肩書もいらない。自分は石見人・森林太郎として死にたい」という強い思いを残す。

展示物から、森鴎外が偉大な文豪ながらも、数々の失敗や挫折を乗り越えて生きる様子が伝わってきた。人間臭さを感じさせる、鴎外の姿を。

しっかりと鑑賞できて、ちょっと鴎外が身近に感じられた。そして、作品を読みたくなった。改めて読んだら、きっとこの記念館でのことがよみがえってきて、奥行きのある読書になるかも。

今日の散策は、私の心を豊かにしてくれた。







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京すずらん
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