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図書館で偶然手にした雑誌から教えられた言葉
近くの図書館に行った。
新年は今日から開館だ。朝一番に行ったからか、館内は利用者が少なめ。
ちょっといつもと違う雰囲気だった。
そんな中、適当に手にした雑誌のあるページに目が釘付けになった。
お金の使い方や、その意義について記事だった。
お金は行きたい場所にたどり着くための橋。橋づくりに熱中せず、自分がどこに渡りたいのかを見つけることが大切。
これは、ドイツの哲学者・社会学者のゲオルク・ジンメルという人の言葉だそうだ。これを軸にして、日本の哲学者の方が以下のようにも述べていた。
お金という自由を手にしたときに、まず立ち止まって「さあ、どう使おう?どうワクワクしよう」と考える。
貯金が減るということは、実際にモノを買って自分に投資し、自分の価値を高めているということ。(中略)何も行動せずに、お金を貯めるだけの“永久機関”となってしまっては、自分の価値は減っていく。
「これだけ貯めれば幸せになれる」というゴールはない。増えることだけに快感を覚えて、いくら貯めても満たされない状態はギャンブルと一緒。
当然、お金でモノを買うことはしているけど、正直言って私自身、これが自分の価値を高めているという意識は全くない。お金を貯めるだけでは、自分の価値を減らし、充実感もない状態はギャンブルと同じ・・・なんていう感覚もない。
だからこそ驚きだ。ぐっと心に刺さった言葉だ。
お金は大切だけど、どう付き合うのか。要は、お金を使うのは自分で、お金に使われてはならないということ。自分の夢を叶えるべく、正しく使う。それでこそ、最終目的地への橋がかけられる。自分の人生が、自分らしく生きられるということではないだろうか。
人生は目的が9割。自分にとっての最終目的地はどこなのか。
筆者は、こうも問うている。
う~ん、私の最終目的地はどこなんだろう・・・帰宅してからも、ずっと考えたけど・・・答えは出ない・・・
今はわからないけれど、少しでも考え続けることで、使ったお金の価値をさらに高めていくことは、できるように思える。
今年はお金の持つ別の見えない部分にも注意して、適切にお金を使いたい。やっぱり、たくさんワクワクしたいから。そして、これが自己投資につながり、最終目的地に自分の橋がかけられるように取り組んでいきたいと思う。
年始めに、心の中で銅鑼の音が大きくなった気がした。
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