これからの岩手のワインを最高にする方法を考える Vol.5 〜アルバリーニョ短梢剪定〜
ひさしぶりのシリーズ。
いずれ目指せVol.10ということで、マイペースに記しています。
今春からブドウを植樹し、実際に「自分の畑として」やっとスタートします。
現在は畑を整地しつつ、その準備を進めているところ。
何から何まで自分に裁量権があるので、どう進めていこうか悩むこともたくさんですが、楽しいこともそれ以上にたくさん。
理論ばかりのように思えるこのシリーズですが、現に実際自分が実行しており自分のための指南書でもあるこのシリーズ。
事実ベースで記すように心がけつつ。
しかし、私もこうしたいという軸はしっかりありつつも、試行錯誤、紆余曲折ありながらであり、まだまだ学び足りないことだらけなので、「ここは違うよー」とか「こんなのもあるよー」という優しい方がいたら教えていただければ嬉しいです。
また、独り言のようにただ記している面がほとんどなので、あくまでそれを前提としてご覧ください。
Vol.1では、ざっくりと、岩手全体でどう繋いでいくのがベストだろうか、という考察でした。
我ながら長すぎて読ませる気がさらさら無いように感じられるこの記事。ちょっと修正加えなきゃなーと思いつつ。
この中に、一言だけ「アルバリーニョ」のことも書いているものの、あまり触れずにいました。
そして、今回はその「アルバリーニョ」について深掘り。
しかし岩手全体というより、三陸沿岸(リアス式海岸)に絞った話になるかもしれません。
実際、私も今春に植樹するブドウは”アルバリーニョのみ”で、今後も何もなければアルバリーニョのみを植えていく予定。
ただ、新しく圃場が岩手の内陸側に確保できたり、違う県で圃場のご縁があれば、アルバリーニョかどうか、植える品種は畑を見て決めようと思います。
とにかく、アルバリーニョは三陸沿岸にて「やらない理由がない品種」なので、その理由をピックアップ。
ちなみにリアス式海岸とは、岩手県では宮古市以南のギザギザした沿岸地域の地形を指します(画像で赤いマークのところ)。
日本最大のリアス式海岸です。
この地形があるからこそ、波が穏やかで豊かな漁場にもなっています。
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